スマホ専用メガネレンズとは
本日は2017年4月に発売されたニコンエシロールの「シフトオン」などの「スマホ専用レンズ」を含む「近用アシストレンズ」について紹介します。
近くと遠くの度数
誰でも遠くが鮮明に見える度数と近くが鮮明に見える度数は異なります。
遠くが鮮明に見えた状態で近くを見る時はピントを調節する筋肉が眼の中の水晶体を厚くすることで近くを見る為の度数に変化させています。
スマホ老眼
ピント調節筋はスマホ、パソコン、文字等の近くの距離を長時間かつ集中して見る事で、負荷がかかります。その負荷が大きくなると、一時的に近くにピントが固定され遠くがぼやける「スマホ老眼」になってしまいます。
「近用アシストレンズ」
近用アシストレンズはメガネの見る距離によってレンズの使う位置が異なる特性を利用しています。
メガネを掛けた時には基本的に遠くはレンズの真ん中から上の方、近くは真ん中から下の方を使ってものを視ています。
その特性からレンズの度数を位置によって変化させ、近くを見る時に必要な度数の変化をサポートしてくれるレンズです。
つまり、遠くは遠くの度数で鮮明に見え、近くはピント調節筋を補助した状態で見る事ができます。
「近用アシストレンズ」はピント調節筋の負過による眼の疲れに大変効果的なレンズです。
次回は近用アシストレンズのメリットとデメリットをまとめて紹介します。