メガネレンズのグレードによる性能差 単焦点

本日は単焦点レンズのグレードによる性能差について紹介します。

単焦点レンズとは一般的な普段使い用のメガネや、老眼鏡等に用いられます。

単焦点レンズ

単焦点レンズはピントを調節する機能が低下する40歳代以降では普段使い用では手元の文字(眼から30ｃｍ～40ｃｍ程度の距離)などが見えにくくなる場合があります。

手元の文字等を見る場合は老眼鏡に掛け替える必要があります。

レンズの性能とは

単焦点レンズの性能とは

・レンズの薄さと軽さ

・視野の広さ

・メガネを掛けた時の眼や顔の輪郭の拡大、縮小具合

を指します。

度数が強い場合にはレンズは厚く、重くなり、レンズの端の歪みで視野が狭くなり、メガネを掛けた時の眼や顔の拡大や縮小が大きくなるというデメリットがあります。

性能が上昇するにつれて、それらのデメリットの緩和具合が上昇します。

グレードによる各性能の比較

※各比較はイメージです

単焦点レンズのグレード

大まかなグレードの位置づけとしては

球面設計<非球面設計<両面非球面設計

になります。

基本的にグレードの高いレンズになればなるほどレンズの性能が向上します。

さらに細かく分けると

・球面設計

・外面非球面設計(一般的な非球面設計)

・内面非球面設計

・両面非球面設計

・オーダーメイド内面非球面設計

・オーダーメイド両面非球面設計

の6種類になります。

内面非球面は乱視、外面非球面は近視と遠視による歪みの抑制に効果的です。

両面非球面はその両方の特徴を併せ持っています。

オーダーメイド設計のレンズは眼に対するレンズの距離や角度を測定して設計するので視野の歪みや視野の縮小の緩和に最大限効果を発揮します。

近視、遠視、乱視の度数が強い方や快適さを求めている方におすすめです。

#外面非球面設計

#内面非球面設計

#両面非球面設計

＃オーダーメイド設計