メガネ装用時の眼が小さくみえてしまうことの対処法
本日はメガネを掛けると眼が小さく見えてしまうことの対処法を紹介します。
近視用のメガネは度数が強ければ強いほど装用時に眼が小さく見えてしまいます。
眼が小さく見える原因
眼が縮小して見えてしまう原因は近視用レンズの中心と周囲の厚みの差にあります。
この厚みの差でピントを合わせて視力を向上させることができますが、デメリットとして眼が小さくみえてしまいます。
※遠視用レンズや近用レンズ等の凸レンズは場合は逆に眼が拡大して見えます。
眼が小さく見えることの対処法
このデメリットの解消法は、レンズを薄くするやフレームの大きさ、適切なフレーム調整に注意することで眼の縮小は緩和させることができます。
対処法①レンズの設計
基本的に眼の縮小率は
球面設計⇒外面非球面⇒両面非球面
の順で緩和させることができます。
それと同時に、鮮明に見える範囲が広がり、厚み、重さも減少します。
対処法②レンズの屈折率
メガネは素材の屈折率が高いと薄く作成できます。
屈折率の高い素材を使用して作成することで眼の縮小を緩和することができます。
※高い屈折率のレンズは厚みを薄くすることはできますが、視野ににじみが出たり、かえって重くなったりする場合もあるので、度数に適した屈折率のレンズを選ぶ必要があります。
対処法③フレームの幅
メガネはレンズの横幅が小さいフレームで作成することで、レンズを薄くすることができます。
また、フレームが小さい方が錯覚で眼が大きく見える効果があります。
逆に大きいフレームにすると眼と顔が小さく見える効果があります。
さらに、フレームのフチが色の濃いものや太くて目立ちやすいものも錯覚で眼が大きく見える効果があります。
対処法④レンズの眼からの距離
近視用レンズは眼から離れていると眼がより小さく見えてしまいます。
虫眼鏡で眼が拡大して見える現象の逆です。
しかし、眼に近づけすぎると、まつ毛や頬があたり、レンズに汚れが付きやすくなります。
レンズの眼からの距離は度数にも影響するのでフレーム調整で適切な距離に合わせる必要があります。
以上のようにメガネを掛けた時の眼の縮小は様々な方法で緩和させることができます。
現在使用しているメガネでもフレーム調整で緩和させることができる可能性があるのでお気軽にご相談ください。
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