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  • 宮澤良平

レンズの傷(コート剥げ)の原因 汗の付着に注意!!

汗ばむ暑い日が続きますが、汗はメガネの大敵といっても良いぐらい痛める原因になります。

本日はメガネレンズに汗の付着が与える影響について紹介します。


メガネレンズのコート剥げの原因

メガネレンズの表面には、水や汚れをはじくコートや反射を防止するコート、傷を防止するコートが施されています。

それらのコートはアルカリ性や酸性の液体が長期間付着すると、剥がれてしまう場合やシミになる場合があります。

コートが剥がれたレンズは傷が付きやすくなり、コート剥げの範囲もだんだん増える場合があります。

また。コートが剥げや傷が付いたレンズの使用を続けると、光が乱反射して見えずらさを感じたり、視力が低下したりする場合もあります。



メガネレンズの傷やコート剥がれ事例

汗の影響

通常、汗は弱酸性ですが、個人差や体調、かく量などによって、酸性になったりアルカリ性になったりします。

どの状態でも、メガネレンズのコートを痛める原因になるので注意が必要です。

特に夏場等で汗をかく量が多くなると、レンズに付着する可能性が増えるので、マメに水洗いすることをおすすめします。


炎天下の中にいるメガネを掛けたサラリーマン

メガネに良くない液体

メガネレンズのコート剥がれの原因になる液体は多岐にわたります。

柑橘類の果汁、カビ取り剤、アルカリ性、弱酸性、酸性の洗剤類、化粧品、整髪料、スプレータイプの消臭剤や虫よけスプレー全般などが挙げられます。

特にスプレータイプは気が付かないうちに付着したり、付着しても細かくて見えなかったりするので注意が必要です。

また、コートと同様にフレームも痛める原因にもなります。

スプレーの噴射

対策

メガネをマメに水洗いすることで、アルカリ性や酸性の液体が長期間付着するのを防げます。

水洗いで汚れが落ちない場合は中性洗剤を使用するとほとんどの汚れは落ちます。

水洗いをした後は、良く水気をふき取らないと、あとが残る可能性があるの注意が必要です。

また、乾拭きは摩擦で傷がついてしまう場合があるのでしないことをおすすめします。


メガネのお手入れ方法



まとめ

メガネレンズは傷が付いたり、コートが剥がれてしまうと修理ができません。

何かしらの液体が付着したら、なるべく早く水洗いをすることをおすすめします。

朝や帰宅時にメガネを水洗いする習慣をつけるのもおすすめです。




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