災害時のメガネ
東日本大震災から10年が経過します。
改めて、できる限りの災害対策をするために、非常用持ち出し袋を準備することを推奨します。
災害時に必要なものは、食料や水、衣類、懐中電灯、毛布、携帯用トイレ、ラジオなどの他に、メガネも挙げられます。
日常生活でメガネを使っている方や、コンタクトを使っている方も、メガネを備える必要があります。
災害が起きた時に
災害時には視覚からの情報収集が命に係わる場合もあります。
迫りくる土砂や津波、暗闇の中等、普段と異なる景色の中での避難は様々な情報が目に飛び込んできます。
それらの大事な情報を手に入れる為には視力の確保は最優先で行うべきです。
また、混乱した状態でも、ずり落ちたり、壊れたりしにくい適切にメンテナンスをされたメガネが必要です。
避難生活で
災害時には停電により、暗い中で生活しなければならない事もあります。
普段は不便を感じなくても、暗い中での生活では、かなり視力が制限されます。
お年を召してくると、暗い中では特に視力が制限されます。
また、様々な手続きに必要な書類や現在の状況、読書などの文字を見る機会もあります。
避難生活では、手元が良く見えるメガネも必要です。
メガネの災害対策
①就寝後は枕元にメガネをケースに入れていつも同じ場所に置いておく。
とっさにメガネをかける心構えも必要です。
②予備のメガネを防災バックに入れておく。
壊れた時や、紛失した時の対策です。
③適切にメンテナンスをされた丈夫なメガネを準備する
ずり落ちたり、ネジがとれたりして簡単に壊れないか確認しましょう。
④自分の視力がどの程度か把握する。
遠くの景色は勿論、近くも見えるかどうか確認しましょう。
⑤遠くから手元までが見る事の出来るメガネを準備する。
災害時は日常生活以上に「見る事」が重要になります。
⑥コンタクトを使用している方も予備のコンタクトとメガネの準備する。
災害時はコンタクトを使うのが難しくなる場合があります。
災害が起きてからでは物流の影響で、メガネをすぐに作るのが難しくなるので、事前の準備が必要です。
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