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宮澤良平

薄さだけじゃないメガネレンズのグレード「コーティング」



本日は薄さだけじゃないメガネレンズのグレードについて紹介します。

メガネレンズは薄さに影響する素材の「屈折率」、薄さと見え方に影響する「設計」、傷の付きにくさやブルーライトカット等の「コーティング」によって複数のグレードが存在します。


メガネレンズのコーティング

メガネレンズの性能を決める要素である「コーティング」について紹介します。

優れた「コーティング」のレンズほど性能が上がり、価格も高くなります。

コーティングの「性能」は、キズの付きにくさ、ほこりの付きにくさ、紫外線のカットの程度、ブルーライトカットの程度、反射防止性能(透明度)等多岐にわたり、各メーカーによって様々な種類のコーティングが存在します。




 

目次

・コーティング一覧(HOYA社) ・性能比較

キズの付きにくさ性能 花粉やほこりのつきにくさ性能

反射率(透明度)

紫外線カット性能

ブルーライトカット性能

 

コーティング一覧(HOYA正規品レンズ対応)

性能比較

キズの付きにくさ性能

ハイグレードのコーティングはキズが付きにくくなります。

耐摩耗性能評価テスト

6kgの負荷を掛けたスチールウールを5往復させ、傷の付き具合を比較


花粉やほこりのつきにくさ性能

ハイグレードのコーティングは花粉やほこりが付きにくくなります。


スギ花粉付着テスト

布でレンズを10回摩擦し、レンズを花粉の約1cmの近づけて花粉の付着具合を比較



反射率(透明度)

反射率を抑えることで、レンズ外側のギラつきを抑えるとともに、レンズ内側の反射も抑えるので透明度が高く、視界が明るくなります。


紫外線カット性能

紫外線は眼に入ることでしみやしわ、白内障などの眼病の原因になると言われています。

殆どのレンズで紫外線はカットしていますが、ハイグレードのコーティングには、レンズの裏面から反射する紫外線もカットすることができます。


ブルーライトカット性能

ブルーライトは可視光線の中で一番エネルギーが高く、まぶしさやチラツキの原因のひとつとも言われています

ブルーライトをカットすることでまぶしさやチラツキが軽減するなどの効果があります。






まとめ

以上のように、メガネレンズの「コーティング設計」はグレードが複数あり、メガネの使用環境、使用履歴、求める快適さ、ご予算等でコーティングを選択する必要があります。

コートの中には同じグレード、同価格の中から選ぶ場合もあるので、お客様のご希望や視生活に適したコーティングの選択をサポートいたします。



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