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宮澤 良平

夏のメガネのお手入れ 汗編

本日は夏のメガネのお手入れについて紹介します。

今の季節は特にメガネのお手入れが必要な時期です。

汗に注意!

人間の汗は実は人によって性質が異なり、普段から運動をして汗をかいている人の汗は、「酸性」、普段あまり運動をしない人の汗は「アルカリ性」だと言われています。

汗は蒸発することで、ネジの隙間に入り込み、緑色になる緑青や錆びの原因になります。

酸性の汗は特にメガネのネジなどの金属の錆を発生しやすくします。

また、アルカリ性の汗にはミネラル分が含まれ、ネジの隙間で結晶化して、フレームの折り畳みを阻害し、フレームが折れてしまう事もあります。

レンズも汗が長時間ついている事で、コーティングを痛めてしまう場合もあります。

また、耳にかかるプラスチック部分なども汗の成分で変色し、白く膜を張ったようになる事があります。

金属によっては汗の作用でアレルギー反応がでてしまうこともあります。

プラスチックでも汗の作用でアレルギー反応が出る事もあるのでお気をつけください。

汗をかいたら

メガネが雨に濡れるのと同様に、汗をかかないようにするのは難しいので、なるべく早く 水道水で流すようにしましょう。

フレームも同様に、水で洗ったあと、少し振って水を切り、しっかり水気を取って下さい。

レンズは同様に水を切った後、レンズ拭きで拭き上げて下さい。

近年の一般的なメガネレンズは撥水コートという水を弾くコーティングが標準装備されていますので、水をある程度弾き、拭きやすくなっています。

メガネを長持ちさせる方法

一部宝石や、べっ甲等の素材のフレームや偏光レンズのメガネ以外はメガネ店にある、「超音波クリーナー」という機械で、洗浄するのが一番綺麗になります。

細かい隙間の汚れも洗浄してくれるので、レンズとフレームの隙間やネジの隙間も綺麗に洗浄できます。

クリーニングだけも承っていますのでお気軽にお申し付けください。

市販のレンズクリーナーの注意点

市販されているレンズクリーナーの中には、レンズに傷があったり、コートが痛んでいる場合に、その傷やコートの隙間に入り込み、かえってレンズを痛めてしまう物もあるそうです。

また、長時間クリーナー液がレンズに付いた状態で放置すると、コーティングが痛んだり、染みが残ったりする物もあるそうです。

レンズクリーナーはきちんとしたメガネ店で購入するか、使った後、水道水で流すようにしましょう。

当店で販売している パールのレンズクリーナー(日本製) ¥1404円(税込)

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