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宮澤 良平

レンズを薄く、軽く作る方法 加工編

本日は度の強い方のレンズを薄く、軽く作る方法を紹介します。

メガネレンズは様々な要素の組み合わせで最適な商品が決まります。

お客様自身で最適なレンズを決めるのは難しいと思います。

当店ではお客様のレンズ選びを具体的な薄さや重さを計算して、専門的知識でサポートします。

MET加工(HOYA)

一番基本的な方法で、前回お伝えした「小さなフレームを選ぶ」という部分に共通している加工方法です。

この加工方法はレンズの大きさだけでなく形を機械で読み取り、最適な薄さを機械で計算する方法です。

トレース加工は薄さと重さがビジュアルで簡単に分かるのが一番の特徴です。

上記の画像の様に薄型加工することで薄さはmm単位、軽さはg単位でどれだけ薄く、軽くなるか一目で分かります。

ちなみに重さの体感は個人差がありますが、薄さはだいたい3mm差から見た目ではっきりと薄さが認識できるようになります。

NET加工

-レンズで多く採用する方法ですが、マイナスレンズの一番厚い部分である端の角を落とす方法です。

また、落とした角を透明に仕上げる事で目立ちにくくします。

NET加工に限らず、レンズの端を透明に仕上げると、厚みが目立ちにくくなる効果があります。

 注意点としては、透明に仕上げた部分の反射が気になる場合がある事です。

次回は全4回にわたって紹介したレンズを薄く、軽く作る方法をまとめて紹介します。

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