宮澤良平
メガネレンズのコート剥げ
メガネレンズは様々な種類のコートが何層にも重なっています。
コートが剥がれるとレンズ内側が反射してまぶしかったり、傷や汚れがつきやすくなったり、様々なデメリットが生じます。
メガネレンズのコーティング
一般的なメガネレンズのコーティングは、
反射防止
汚れ防止
傷防止
静電気防止
UVカット
青色光カット
くもりどめ
等様々な種類があります。
コート剥げの原因
◆傷
硬いものが当たったり、砂粒等が付着したまま乾拭きする事でレンズに傷が付きます。
傷に汗や水分が隙間に入り込み、コートが浮く事でコートが剥げてしまいます。
◆化学製品
酸性やアルカリ性の各種洗剤や各種スプレー等が付着して、長時間放置すると、コートが剥がれてしまいます。
かんきつ類の果汁や汗、涙などでも同様です。
◆その他
品質の低いコートやメガネ店の加工の精度が低い場合、フチナシフレームの穴あけ部分や、レンズとフレームの接着部分などからコートが剥げる場合もあります。
コート剥げの対策
基本的に傷対策と同じく、水洗いを徹底することです。
レンズの汚れが眼に見えない場合もありますので、マメに水洗いする事をおすすめします。
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