宮澤良平
災害時のメガネの備え
災害への備えは食料や水、衣類、医療用品、懐中電灯、毛布、携帯用トイレ、ラジオ、モバイルバッテリーなどの他に、メガネも挙げられます。
日常生活でメガネを使っている方に限らず、見えにくいと感じている方や、コンタクトを使っている方も、メガネを備える必要があります。
災害の種類
災害には、地震、津波、大雨、台風、土砂崩れ、大雪、火事等、様々な種類があります。
それぞれの規模や環境、発生した時間帯や場所等によって、避難所等に前もって避難するか、すぐに避難するか、落ち着いてから避難するか、自宅での生活を続けるか等様々な選択肢があります。
災害が起きた瞬間は、環境や規模によってはすぐに避難が必要な場合もあります。
停電による暗闇や、津波や土砂、洪水、大雨、大雪、暴風、がれきや落下物等、様々な危険があります。
避難中には視覚からの情報収集が命に係わる場合があります。
それらの大事な情報を手に入れる為には視力の確保が必要です。
混乱した状態でも、ずり落ちたり、壊れたりしにくい適切にメンテナンスをされたメガネが必要です。
災害後の自宅での生活
災害後には停電により、ろうそくや懐中電灯の明かりの中で生活しなければならない事もあります。
普段は不便を感じなくても、暗い中での生活では、かなり視力が制限されます。
お年を召してくると、暗い中では特に視力が制限されます。
災害後の避難所での生活
避難所での生活は、様々な手続きに必要な書類や様々な情報、読書などの文字を見る機会が多くあります。
災害時には、手元が良く見えるメガネも必要です。
メガネの災害対策
①就寝後はケースに入れていつも同じ場所に置いておく。
とっさにメガネをかける心構えも必要です。
踏まないように注意する必要もあります。
②予備のメガネを防災バックに入れておく。
壊れた時や、紛失した時の対策です。
ずり落ちたり、ネジがとれたりして簡単に壊れないか確認しましょう。
災害時にはメガネを修理するのも難しくなる場合があります。
③自分の視力がどの程度か把握する。
遠くの景色は勿論、近くも見えるかどうか眼科やメガネ店で確認しましょう。
適切に見えていないことに気づいていない場合があります。
④遠くから手元まで見る事の出来るメガネを準備する。
災害時は日常生活以上に「見る事」が重要になります。
予備のメガネも合わせて、度数が適切かどうかメガネ店で確認しましょう。
⑤コンタクトを使用している方も予備のコンタクトとメガネの準備する。
災害時は衛生面などでコンタクトを清潔に使用するのが難しくなる場合があります。
災害が起きてからでは物流や被害の影響で、メガネをすぐに作るのが難しくなる場合があるので、事前の準備が必要です。
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#非常用持ち出し袋
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