top of page
宮澤良平

眼位の異常 「斜視」


本日は眼位(眼の位置)の異常である「斜視」について紹介します。

メガネ店で頻繁に眼にする病気の一つです。

また通常の視力検査や屈折測定では発見できない場合があります。

原因

眼を動かすための筋肉や視神経の異常、強度の遠視、両目で見る機能の異常、など様々な原因があります。

また、転んだり、強く頭を打ったりしても発症するみたいです。

メガネが必要なのに裸眼で過ごす事や適切でないメガネを長期間かけた事でもなる眼病です。

お子様から年配の方まで幅広い年代の方がかかる眼病です。

症状

・見た目の症状

左右のどちらかの眼が視線とは異なる位置に移動してしまいます。

人によって移動量は様々で、殆ど移動してない場合もあります。

斜視には様々な種類があり、片方の目が外側を向いてしまう「外斜視」や内側を向く「内斜視」、上下に向く「上斜視、下斜視」などがあります。


・自覚的な症状

斜視の種類によって若干差がありますが、疲れてくるとものが二つに見えたり、眼や肩、頭など様々なところで「疲れ」や「痛み」を感じやすくなります。

ものが二つに見えなくても、脳で修正を行っているので、その負荷により「疲れ」や「痛み」を感じます。

特に上下の斜視は「疲れ」や「痛み」を顕著に感じます。

眼科での治療法

斜視眼をアイパッチなどで隠して神経を刺激する方法や、見る力の訓練、手術による眼の筋肉のバランス調製など様々な治療法があるそうです。

斜視の種類や年齢等、様々な要因から判断するそうです。

メガネによる治療法

遠視が原因で斜視になっている場合は、コンタクトやメガネで対処できる場合があります。

遠視を的確に補正して、両方の眼でものを視る機能を補助します。

見た目の症状が緩和する訳ではありません。

メガネによる対処法

メガネに「プリズム」という機能を付け、もののずれを逆にずらし、二つに見えているものを一つに戻します。

実際に二つに見えていなくても、補正する事で効果がでます。

メガネレンズに処方するプリズムを測定するのは、全ての眼科やメガネ店で行っている訳ではありません。

また、プリズムによる対処法は「疲れ」や「痛み」を緩和させることができますが、斜視を治療できるわけではありません。

まずは眼科に

斜視に限らず、何か眼に異常を感じたら、早めに眼科を受診しましょう。

当店では、プリズム処方や遠視の矯正をすることはできますが、眼病に関しては眼科を受診することをおすすめしています。


Comments


アーカイブ
 
各SNSでも様々な情報を発信しております。
フォロー&いいね!​よろしくお願いします
藤原メガネ ロゴ2.png
bottom of page