視力1.5以上でもメガネが必要?②
本日は前々回お伝えした「視力が1.5以上でもメガネが必要な場合」についての続きを紹介します。
前々回では、視力がでたとしても、
・遠視
・調節力の衰え(老眼)
・左右の眼の違い
・紫外線カット
・青色光カット
・防塵効果
・眩しさの緩和
を理由にメガネが必要であることを紹介しました。
斜視、斜位
視力が1.5以上程度でも、斜視や斜位がある場合はものが2つに見えたり、眼が疲れやすくなったりと様々な問題が発生します。
また、通常の視力検査では眼が疲れてこないと症状が出ない場合もあり、わかりにくくなっています。
斜視、斜位とは
・斜視
片方の目が目標と異なる方向を向いてしまう状態です。
・斜位
片方の眼を隠すと、隠してない方の眼が動いてしまう状態です。
斜視とは違い、見た目にはわかりません。
原因
◆眼を動かす筋肉(眼筋)や神経、脳の一部などのわずかな異常
◆遠視等でピントが合わず近くを見た時に過度により目になるため
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◆片眼が視力不良で両目でものがみえないため
◆外部からの衝撃
等
症状
ものが2つに見えたり、遠近感や立体感がなかったりします。
また、神経を集中して両目で見ているので疲れやすく、また疲れてくるとものが2つや二重ににみえることもあります。
斜視も斜位も症状は多種多様にわたります。
治療方法
基本的に治療は眼科等の専門機関で行います。
幼児期と大人の場合で異なる部分もありますが、訓練、目薬、手術などで治療するようです。
メガネでの対処法
基本的に初めに眼科を受診する事をおすすめしています。
メガネの場合は「プリズム」といってものがずれて見える成分をメガネレンズに取り入れ、ものが二重に見えるのを緩和させたり、疲れにくくします。
通常のメガネの作製より、技術と知識が必要になります。
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