メガネのあまり知られてない事 メガネは掛けっぱなしがいい?②
本日は一つのメガネを掛けっぱなしで生活していいのかどうかの続きを紹介します。
メガネは掛けっぱなしがいい?
まず答えとしては、【メガネレンズの種類と眼の状態による】といったところです。
前提として、眼を測定してから時間が経過していたりして度数や設計が適切でなかったり、フレームが歪んでいたり、レンズに傷がある等の場合は掛けっぱなしでは良くないです。
それらのメガネを掛けっぱなしにすると眼が疲れたり、頭痛、肩こり、食欲不振等々、様々な症状が出る場合があります。
眼の状態
遠視の場合
基本的に快適ではないのに無理にメガネを掛けっぱなしにする必要はありませんが、例外として医師の指示があったり、遠視がある場合は掛けっぱなしでいる必要があります。
遠視とは
近視は眼に入った光を屈折する力が、眼の奥行に対して強すぎて遠くを見たときに近くにピントが合ってしまう状態ですが、遠視の場合は、眼に入った光を屈折する力、が眼の奥行に対して弱すぎて、どの距離にもピントが合わない状態です。
遠視の見落とし
遠視はどの距離にもピントが合っていませんが、近くにピントが合っている近視に比べると、比較的視力は良好です。
視力が良好な場合は学校や会社で行う視力検査では遠視が発見できない場合があり、また眼が疲れたりする症状がでても、遠視のせいだとわからずに放置してしまうケースも多くあります。
子供に遠視がある場合は眼科による訓練などの処置が必要な場合もあります。
遠視の場合は掛けっぱなしが推奨
遠視がある場合は裸眼の状態で常に眼や脳が無理をして見ている状態になります。
特に近くの距離を見るときに疲れやすいのが、自覚症状のひとつです。
遠視は裸眼や適切なメガネを掛けない生活をしていると
・眼の疲れ
・頭痛
・肩こり
・食欲不振
・斜視
・集中力の欠如
・立体感の欠如
・片目の視野の欠如
・メガネを掛けても視力が出ない
等の様々な症状がでる可能性があります。
ご自分のメガネが掛けっぱなしでよいのかわからない場合は、メガネ店や眼科で聞くことをおすすめします。
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