遠視、近視、乱視、って?
- 宮澤 良平
- 2015年11月3日
- 読了時間: 2分
本日は遠視、近視、乱視とはなんなのか、眼の構造を交えながら説明していきます。
◆眼の構造 「見える」ということ
まず、人間が「ものを見ると」いう事は、「ものに当たった光の反射を知覚していると」いう事です。
完全な暗闇の中では人間はものを見る事はできません。

次に、その光の反射を網膜上に写して、脳がものを認識して初めて「見える」という状態になります。
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網膜に光の反射を写すためには、光を屈折させて焦点(ピント)を網膜上に合わせる必要があります。
人間の眼には光を屈折させるために、目の表面にある「角膜」と眼の中にある「水晶体」というものがあります。

◆遠視
角膜と水晶体の光を屈折させる力が弱いか、眼球の奥行が小さく、焦点が網膜を通り過ぎている状態になり、これを遠視といいます。
遠視の場合は、屈折する力が弱くなるにつれて、視力表などがある3mから5mはある程度見えますが、遠くの景色や手元は見えにくくなります。
遠視用のメガネレンズは光を屈折させ焦点を網膜に合わせます。
遠視の場合は、学校で行われる視力検査では発見されない事があります。

◆近視
角膜と水晶体の光を屈折させる力が強いか、眼球の奥行が大きく、焦点が網膜の手前にある状態になり、これを近視といいます。
近視の場合は、屈折する力が強くなるにつれて、手元はよく見えますが、遠くの景色がみえにくくなります。
近視用のメガネレンズは光を屈折とは逆に開散させ、焦点を網膜に合わせます。

◆乱視
乱視とは角膜と水晶体の形が歪んでいること等で、部分的に焦点が変化していることです。
縦、横、斜めの様々な乱視の状態があります。基本的に角膜と水晶体の歪み具合の合計が乱視になります。
メガネでは、その乱視に対し、逆に歪めることで乱視を補正します。
理論的には乱視の状態ではものが歪んで見えたりぼやけて見えたりしますが、脳で知覚する際に、その歪みを緩和しています。

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