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遠近両用テストレンズ 累進帯編

  • 宮澤 良平
  • 2016年3月11日
  • 読了時間: 2分

本日は遠近両用レンズの見え心地を左右する「累進帯長」について紹介します。

累進帯

「累進帯長」とはレンズの遠くを見る度数から、近くを見る度数までの「長さ」のことです。

遠近両用レンズはレンズの上の方に遠くを見る為の度数が入っていて、真ん中には中間の距離を見る為の度数、下の方には近くを見る為の度数が、上から下に向かって少しずつ変化しながら入っています。

遠近両用レンズには様々な設計があります。その設計によって見え方は異なります。

また、同じ設計でも「累進帯長」によっても見え方は異なってきます。

例えば、累進帯が長ければ遠くが良く見え、短ければ近くが良く見えるといった特徴があります。

また、累進帯が長ければ歪みが少ないので比較的慣れやすくなります。

※この特徴は基本的な特徴で、全てが一概にそう見える訳ではありません。

フレームの縦幅(天地)

累進帯の長さはフレームの縦幅にも大きく関係してきます。

縦幅が30mm以上あれば基本的に慣れやすい累進帯を選択できますが、30mmを大きく下回っている場合は、長い累進帯が選択できない場合もあります。

様々な要素から適切なフレームもきちんとお勧めしています。

まとめ

当店では全商品の全タイプのテストレンズはご用意していませんが、様々なテストレンズから、お客様の装用感をお聞きし、検査結果や、ライフスタイル、メガネ履歴などを吟味して、最適なレンズ設計をおすすめしています。

累進帯長は基本的に一つのレンズ設計で2つ以上は選ぶことができるので、最適な累進帯長もお勧めいたします。

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