遠近両用レンズのグレード分類
- 宮澤 良平
- 2016年5月23日
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本日は遠近両用レンズのグレード分類を紹介します。
遠近両用レンズの良し悪しは視野の広さや歪みの少なさで判断することができます。
視野の広さや歪みの少なさを基準に考えると、非球面設計と累進設計の二つの組み合わせで分類することができます。
◆非球面設計
非球面設計とはレンズの周辺部で見た時のゆがみが少なく、視野が広い設計の事です。
外面非球面なら近視と遠視、内面非球面なら乱視、両面非球面なら近視と遠視と乱視の度数の強いかたの視野が広くなります。


◆累進設計
累進設計とは、遠くを見るレンズの上方部分から、手元を見るレンズの下方部分へと度数が変化している設計の事です。
非球面設計と同様に設計が外面、内面、両面かによって、近視と遠視と乱視の強い方に効果があります。
また、外面累進は視野の縦の移動がスムーズになり、内面累進は左右の視野が広くなるという特徴もあります。両面累進はその両方の特徴を合わせ持っています。

遠近両用レンズグレード分類
グレード5:両面非球面 両面累進 フレーム最適化設計
グレード4:両面非球面 両面累進
グレード3:内面非球面 内面累進
グレード2:両面非球面 外面累進(一般的な両面設計レンズ)
グレード1:外面非球面 外面累進(一般的遠近両用レンズ)
※フレーム最適化設計とは、フレームを掛けた状態のレンズの距離と角度を設計に考慮し、最適な度数をだす、オーダーメイド設計の事です。
以上のグレード分類は一般的なもので、メーカーや商品によって前後する場合もあります。また個人差もあります。
例えば、外面累進を長く使っている方は、内面累進より外面累進の方が使いやすい場合などがあります。
藤原メガネの遠近両用レンズのグレード
当店で一番お手頃な価格で販売している、HOYAのスペクティーRFという商品はグレード3に含まれます。
また、AIシリーズはグレード4からのラインアップです。
一般的に「両面設計の遠近両用レンズ」といった場合はグレード2のレンズを指す事が多いです。