メガネが折りたためないトラブル

本日はメガネフレームの折りたたみが出来なくなった時の原因と対処法などを紹介します。

例年夏の終わりから秋口にかけてそのようなケースが増加します。

◆フレームが折りたためなくなる原因

メガネフレームのネジの隙間に汗や湿気、汚れが入り込むことでネジが錆びたり、固まったりしてフレームの折り畳みが出来なくなるケースが発生しています。

汗はあまりかいていないと思っていても、気化する事で隙間に入り込んでしまいます。

無理やり折りたたむと、破損の原因になるので注意が必要です。

少しでも折りたたみにくいと感じた場合は、すぐにメガネ店にお持ちください。

◆対処法

ネジを緩め、超音波クリーニングをすることで軽度の場合は解消されます。

また、ネジの交換が必要な場合もあります。

錆や汚れが酷い場合やネジが切れてしまっている場合は、専用ドリルでネジを削ることで修理が可能です。

その場合はネジ穴が再利用できず、ナットで固定する必要がある場合もあります。

状態によっては、部品交換で対処できる場合や修理ができない場合もあります。

◆予防法

マメに水洗いか超音波クリーニングをすることで予防できます。

軽度のうちの対処をおすすめします。

◆自宅やセルフサービスの超音波クリーナーの注意点

超音波クリーニングの長時間の使用はフレームを傷めてしまう場合があります。

短時間でも鼈甲、シープホーン等の動物系素材、ウッド系、カーボン、天然石等を使用したフレームは超音波クリーナーで破損する可能性があります。

また、ネジや装飾部分がとれる場合や、傷やコート剥げが悪化することもあるので注意が必要です。

ご自分でやるのが不安な場合はクリーニングだけでもお気軽にご来店ください。

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