宮澤良平
メガネレンズの傷に注意!!
メガネレンズは砂粒等が付着した状態で乾拭きをしたり、ぶつかってしまったり、落としてしまったりして傷が付いてしまう場合があります。
本日はメガネレンズの傷の影響と対策について紹介します。
メガネレンズの傷の影響
メガネレンズは傷が付いてしまうと、様々な悪影響を及ぼします。
・傷が視界に入って気になる。
・傷によって光が乱反射し、眼の疲れ、頭痛、肩こりの原因になる。
・裏面から光の反射が眼に入り、眩しさで眼に負担をかける。
・光の透過率が減少し、見えにくさを感じる。
等
メガネレンズは傷がついてしまうと修復することができず、コート剥がれの場合はどんどん進行していきます。
メガネを掛けていて気にならなくても、影響が出ている場合があります。
レンズの傷の原因
乾拭きによる摩擦
乾拭きをすると、レンズの表面やレンズ拭きなどに付着した細かな砂粒等をこすりつけることで傷の原因になります。
砂粒等は眼に見えない場合もあるので注意が必要です。
アルカリ性、酸性によるダメージ
メガネレンズのコーティングはアルカリ性や酸性の液体により、剥げてしまう場合があります。
具体的には、汗、石鹸、洗剤、除菌スプレー、制汗スプレー、整髪料、果汁等多岐にわたります。
コートが剥げてしまったレンズは傷や汚れが付きやすくなります。
高温
メガネレンズは高温に弱く、約55度以上の熱によって、クラック(ひび割れ)が生じる場合もあります。
その他
石が飛んできたり、落としてしまったり、硬いものにぶつけてしまったりと防ぐのが難しいケースもあります。
老眼鏡、パソコン用、運転用、サングラスなどで掛け変える場合や、普段使いのメガネの入浴や就寝時は、ハードケースに入れるのがおすすめです。
レンズの傷対策
マメな水洗い
メガネレンズは乾拭きはせずに、水洗いをすることをおすすめします。
水洗いでも汚れが落ちない場合は、市販のレンズクリーナーや食器洗いの中性洗剤を使用します。
レンズクリーナーを使用する場合でも、先に水洗いすることをおすすめします。
洗った後は、水気をよくふき取らないと痕が残る場合があるので注意が必要です。
マメに水洗いをすることで、アルカリ性、酸性によるダメージを防ぐことができます。
レンズ拭きも中性洗剤でマメに洗うことをおすすめします。
傷に強いコーティング
メガネレンズの購入時に選択できるコーティングは様々なグレードやタイプがあります。
グレードによって、傷やよごれのつきにくさに差がありますが、グレードの高いコーティングでも絶対に傷が付かないわけではありません。
室内で使用する機会が多いメガネの場合はそこまで気にしなくても大丈夫かもしれませんが、普段使いや屋外で使用する場合等、使用環境によってはできるだけグレードの高いコーティングをおすすめします。
耐傷テスト
スチールウールに6kgの過重をかけ5回往復
ほこり付着テスト
布で20回摩擦し、静電気を発生させて粉末を付着。
まとめ
メガネレンズの傷は様々な悪影響を与え、修理することができません。
正しいお手入れ方法で大事にお使いください。
また、メガネのクリーニングは無料で承っていおります。
お気軽にお越しください。
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