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宮澤良平

レンズの傷の意外な原因 「レンズ拭きの汚れ」


本日はメガネレンズの意外な傷の原因を紹介します。

レンズの傷の原因は落としてしまったり、ぶつかってしまったり等様々なものがありますが、主な原因の一つが乾拭きです。

レンズ拭きであっても、乾いたまま拭いてしまうとレンズに付着した細かな砂粒等との摩擦が傷の原因になります。

メガネレンズの傷 事例

レンズのお手入れ方法

メガネレンズは必ず水洗いをしてから拭いてください。

水洗いで汚れが落ちなかった場合は中性洗剤を使用して洗浄し、水でよく流してから、清潔なティッシュやレンズ拭きで水気をやさしくふき取ってください。

レンズ拭きは汚れをふき取るのではなく、水気をふき取る為にご使用ください。

水気が残っていると、染みになる場合があるのでよくふき取ってください。


※中性洗剤以外のハンドソープや石鹸等はコーティングが剥がれる可能性があるので使用しないでください。

メガネのお手入れ



レンズの傷の以外な原因「レンズ拭きの汚れ」

汚れたレンズ拭きでレンズを拭くと、レンズ拭きに付着した砂粒等との摩擦でレンズに傷がついてしまう場合があします。

レンズ拭きを乾拭きに使用した場合や、長期間洗っていない場合は洗って乾燥させてからご使用ください。

レンズ拭きは使用頻度によりますが、1週間に1回を目安に洗うことをおすすめします。



埃の舞っている都会の風景


レンズ拭きのおすすめの洗い方

①中性洗剤を数滴入れた水でやさしくもみ洗い

表面に付着したほこりなどをおとします。

汚れがひどい場合は15分程度つけ置きするのもおすすめです。


②よく流す

洗剤が残っているとレンズを拭いた際にきれいにふき取れない場合があります。


③水気をきる

強く絞るとしわや繊維の痛みの原因になるので、タオルなどで挟み、軽くたたく方法がおすすめです。

干すときは直射日光の当たらない風通しの良い場所に干してください。


※アイロンがけの注意

アイロンをかける場合は、必ず低温で行ってください。

素材によってはレンズ拭き高温で溶けてしまう場合もあります。




カラフルなレンズ拭き


まとめ

レンズ拭きの汚れは砂粒等の眼に見えない細かな汚れが付いている場合もあるので注意が必要です。

メガネを水洗いした後には、初めに清潔なティッシュペーパーで水気をふき取り、レンズ拭きで仕上げをするようにするとレンズ拭きが汚れるリスクが減り、おすすめです。

メガネレンズは傷やコートが剥がれてしまうと修理ができません。

メガネは正しい方法でお手入れすることで、長くお使い頂けます。




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