レンズを薄く、軽く作る方法 まとめ
宮澤良平
本日は度が強い場合のレンズを薄く、軽く作る方法をまとめて紹介します。
①レンズの設計
②フレーム選び
③加工方法
④レンズの素材
①レンズの設計
メガネレンズの設計は両面非球面>片側非球面>球面の順で薄く、軽く作る事ができます。
※度数やレンズのカーブによっては各項目の順位は前後する場合があります。
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②フレーム選び
基本的に、フレームが小さい方がレンズを薄く、軽く作る事ができます。
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③加工方法
MET加工
フレームの形を機械で読み取り、最適な薄さを計算する方法です。
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NET加工
-レンズなどの端が厚いレンズの角を落として薄くする方法です。
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④レンズの素材
メガネレンズの素材は屈折率の値が大きくなればなるほど薄く作る事ができます。
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薄さイメージ画像
注意点
屈折率は大きくなれば、同じ体面積当たりの重さは重くなります。
また、視野のにじみも増える為、度数に適した素材選びが必要になります。
以上のように限度はありますが、メガネレンズは度数が強くても様々な方法で薄く、軽く作る方法があります。
しかし、お客様自らがその方法を選択し、組み合わせるのはかなり難しいと思います。
当店ではひとりひとりのお客様の度数や様々な数値、ご予算を加味して最適なレンズをおすすめします。
ご来店の際は検査も含めて1時間程度のお時間を頂戴しております。
是非お時間を取ってご来店ください。
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