宮澤良平
梅雨の時期に気を付けたいメガネの取り扱い方法
本日は梅雨の時期に特に注意して頂きたいメガネの取り扱い方法を紹介します。
レンズの水やけに注意!!
「水やけ」は取れない場合があります。
メガネレンズに雨が付着したまま放置すると、染みになる場合があります。
お風呂のガラスなどと同じ「水やけ」と呼ばれるもので、雨に限らず様々な液体でも発生します。
一度染みが付いてしまった場合は落ちなくなる場合があり、付着した液体の種類によってはコーティングが剥がれてしまう場合もあります。
レンズのコーティング剥がれは修理が出来ず、一度剥がれてしまうとどんどん進行してしまうので、注意が必要です。
水やけ対策
何かしらの液体がレンズに付着した場合は、すぐに水洗いするのがお勧めです。
水で流す前に拭いてしまうと、微細な砂粒などが傷の原因になるので注意が必要です。
水洗いで落ちない汚れには中性洗剤(食器洗い洗剤等)の使用が推奨されています。
水洗い後はレンズ拭きやティッシュペーパーでよく水気をふき取る事も大切です。
石鹸やハンドソープなどは、レンズのコートやフレームを痛める原因になるので使用しないで下さい。
レンズに水やけがつかないようにマメに水洗いをしましょう。
レンズとフレームの隙間の汚れに注意
隙間汚れがレンズのコーティング剥げの原因に
梅雨の時期は湿気により汗をかきやすくなります。
レンズとフレームの隙間に気化した汗や皮脂等の汚れがたまっていくと、レンズの端からコーティングが剥げてしまう場合があります。
フレームの変色、劣化、錆に注意!!
汗でネジが錆びて中で切れる場合があります。
フレームの肌に触れる鼻パッドや耳の部分に長期間汗や皮脂が付着すると変色、劣化、錆など様々な問題の原因になります。
また、気化した汗がネジの隙間などに入り込み、ネジが錆びて中で切れたり、折りたたみがしにくくなったりします。
ネジが錆びたり切れてしまった場合は修理が必要です。
フレームのトラブル対策
レンズとフレームの隙間の汚れや、ネジの隙間は通常の水洗いでは落ちず、超音波洗浄機や分解して洗浄する必要があります。
ご自宅や、セルフサービスで超音波洗浄機を使用する際は、洗浄時間やフレームの状態次第ではネジが外れたり、破損が拡大したりするので注意が必要です。
無料で承っておりますので、是非お気軽にご来店下さい。
まとめ
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