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宮澤良平

眼鏡作製技能士の実技試験対策

私自身はSS認定眼鏡士の資格を保有しているため特例試験での合格を目指していますが、これから試験を受けようとしている方のお力に成れたら幸いです。




眼鏡作製技能士 実技試験対策


認定眼鏡士実技試験との違い

採点基準などに違いはあるかもしれませんが、認定眼鏡士の実技試験と基本的に同じ内容だと思います。 異なる点としては、視力測定でのヒアリング及び眼科紹介の項目とレンズ加工での鼻パッドの交換と検品の項目はなかったと記憶しています。

また、フィッティングの工具の持ち込み当時はできましたが、眼鏡作製技能士の実技試験ではできなくなっています。

受験資格は認定眼鏡士の実技試験の場合は学科試験を合格していなくても受験できましたが、眼鏡作製技能士の実技試験は学科試験の合格が条件になっています。


①視力の測定

日常業務をきちんとこなしつつ、要点と作業効率を考える必要があります。

私が認定眼鏡士の試験を受けた当時は、試験前に実際に使用する機器の種類を確認して使い心地などを確かめた記憶があります

また、会場が暗く、テストレンズの度数の刻印が識別しにくかった記憶があります。

今回の試験では同様なのかは不明です。


②フィッティング

シリコン製のマネキンにフレームをフィッティングするのですが、マネキンの各部位が左右非対称になっていたのが印象的でした。

左右の眼と耳の高さや鼻の形状など、実際の人間の形を再現しているようでした。

特に耳の後ろの形状がリアルに歪になっているので、しっかり観察して適切に合わせる必要があります。

今回同様のマネキンを使用するかは不明です。


③レンズ加工

私が受けた当時(2014年)は、自店で平刷りにしたレンズに会場でヤゲンを付けて枠入れする方法でしたが、今回は自店で大き目のヤゲンに加工してサイズ合わせを行う試験になっています。

レンズ加工は繰り返し練習し、手で削る感覚をつかむのが重要です。

正しい方法かはわかりませんが、油性ペンで削る面を塗り、角度と力加減で削り具合がどう変化するのかを分かりやすくて感覚を掴む練習をしました。




個人的な考えですが、実技試験は緊張と制限時間に注意する必要があると思います。

私が受験した時は1年程度の経験が少ない中で受験したこともありますが、緊張して時間を気にすぎるあまり、焦りがあった記憶があります。

時間超過こそしませんでしたが、視力の測定とレンズ加工は1回目の受験では不合格になってしまいました。

特に視力の測定は必要以上に焦ってしまった記憶があります。

2度目の受験では焦らないようにして合格することができました。

日常業務でも、作業時間に注意して行うのがおすすめです。





#眼鏡作製技能士

#認定眼鏡士


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