宮澤良平
視力低下の原因と対処法
会社の健康診断や免許の更新の視力検査等で以前より視力が低下している場合は様々な原因が考えられます。
本日はその原因と対処法を紹介します。
度数の変化
近視、遠視、乱視などの度数はどんな人でも時間の経過とともに変化します。
度数の変化は視力に影響し、特に近視方向に度数が変化した場合は視力が低下しやすくなります。
度数の変化は平均2年半といわれ、メガネやコンタクトを適切な度数に合わせて使用することで対処できます。
また視力が変化していなくても、度数の変化により疲れやすい状態になる場合もあるので視力に変化がなくても2年以内を目安に度数を測ることをお勧めします。
覗き込むタイプの視力検査
覗き込むタイプの視力検査の場合は、覗き込むことで「器械近視」といわれる状態になることがあります。
器械近視とは、覗き込むという不自然な見方が原因で、意図せずにピントが近くにあってしまう状態のことです。
その状態で視力を測定すると、本来の視力より低く測定される場合があります。
検査中はできるだけ遠くを見ようとすることを意識することで緩和させることができるかもしれませんが、確実ではありません。
睡眠、疲労、ストレスの影響
睡眠の質や時間、疲労、ストレスは視力に影響する場合があります。
特にパソコンやスマホの使用、読書等、眼から近い距離を長時間見た場合は視力に影響しやすくなります。
特に明るすぎるところや暗いところでの作業は眼が疲れやすくなります。
また、眼に対して適切でないメガネを掛けている場合や、メガネが必要なのにかけてない場合は、眼が疲れやすくなるので注意が必要です。
十分な睡眠や検査の前日からできるだけ眼を休ませる等の対策が挙げられます。
病気
眼に何かしらの眼病がある場合は視力が低下する場合があります。
眼の病気でなくても脳の疾患等が原因の場合もあります。
特に急激に視力が低下した場合は注意が必要です。
症状がでにくい病気や失明等の重篤な症状に繋がる病気等、様々な可能性があるので、まずは眼科に受診することをおすすめします。
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