宮澤良平
視力検査 視力が低下した場合の注意点
本日は学校や会社の健康診断等での視力検査で視力が低下した場合について紹介します。
検査結果で視力が低下している場合や要精密検査、要治療等の場合は、近視、遠視、乱視でメガネが必要なだけでなく、様々な病気の可能性もあるので、なるべく早く医療機関を受診することをおすすめします。
また、視力が低下しない眼病もあるので、定期的な眼科の受診をお勧めします。
検査結果の注意点
覗き込むタイプの機器の場合は覗き込むという不自然な見方が原因で起こる「器械近視」になる可能性があります。
その場合も視力が低く測定される場合があります。
また、視力は疲労や睡眠不足やストレス等によって数値が変化します。
メガネをかけている場合は、メガネがずり落ちたり、曲がっていたり、レンズに傷やコート剥がれがあると視力が低く測定されることもあります。
視力検査のコツ
①適度な睡眠と眼の休息
睡眠の質や時間、疲労、ストレスや、長時間のパソコンやスマホの使用、読書等で個人差がありますが、視力検査の結果に影響がでる場合があります。
特に明るすぎるところや暗いところでの作業は、眼が疲れやすく注意が必要です。
十分な睡眠や検査の前日からできるだけ眼を休ませる等で良好な視力がでる場合があります。
②リラックスして遠くにピントを合わせる
確実な方法ではありませんが、できるだけリラックスして緊張せずに、遠くにピントを合わせるように意識することで「器械近視」の状態を緩和できる場合もあります。
③適切なメガネを掛ける
メガネのかけ心地は視力にも影響するのでメガネ店で定期的にメンテナンスをすることをお勧めします。
眼の度数は平均2年半程度で変化するので、度数の確認も合わせておすすめします。
また、メガネの度数は視力だけではわかりません。
度数が適切でない場合でも視力が低下しない場合もあります。
その場合、眼が疲れやすくなり、視力が安定しなくなる場合もあるので注意が必要です。
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