宮澤良平
視力検査で良好な視力を出す方法
本日は免許の取得や更新、健康診断などで行われる「視力検査」で良好な視力を出す方法を紹介します。
※ここでいう「視力検査」は単純に視力を測定する検査の事で、近視、遠視、乱視等を測定する「屈折検査」とは異なります。
視力検査
視力検査は一定の測定の距離に対して一定の大きさの指標を判別できるかどうかで視力を測定します。
5m用なら5m用の大きさの指標、3m用なら3m用の指標の大きさといったように設定されています。
また、覗き込むタイプの機器を使用する場合もあります。
【視力検査で良好な視力をだす方法】
メガネやコンタクトの使用
近視、遠視、乱視などが原因で視力が良好でない場合は、眼科やメガネ店で度数を測定し、適切なメガネやコンタクトを使用することで良好な視力を得ることができます。
度数が強くなってから初めてメガネやコンタクトを使用すると慣れにくくなるので早めの使用をおすすめします。
適度な睡眠と眼の休息
睡眠の質や時間、疲労、ストレス、長時間のパソコンやスマホの使用、読書等、眼から近い距離を長時間見た場合は視力に影響がある場合があります。
明るすぎるところや暗いところでの作業は特に注意が必要です。
十分な睡眠や検査の前日からできるだけ眼を休ませる等で良好な視力がでる場合があります。
覗き込むタイプの視力検査の場合
覗き込むタイプの視力検査は、覗き込むことで「器械近視」といわれる状態になることがあります。
器械近視とは、覗き込むという不自然な見方が原因で、意図せずにピントが近くにあってしまう状態のことです。
その状態で視力を測定すると、本来の視力より低く測定される場合があります。
検査中はできるだけ遠くを見ようとすることで緩和させることができるかもしれませんが、確実ではありません。
【視力検査結果の注意点】
視力検査の結果が良好でも、メガネやコンタクトが必要な場合があります。
自覚症状としては、眼の疲れ、頭痛や肩こり、近くの距離が見にくい、片目をつぶってみたくなる、睡眠障害、うつ症状等が挙げられますが、自覚症状がない場合もあります。
特に遠視の場合は視力が良好の場合が多く、常にピント調節を行っているので様々な症状がでやすくなります。
【病気が原因の視力低下】
適切なメガネやコンタクトを使用し、睡眠や眼の休息が十分かつ、器械近視の兆候もない場合で視力が良好ではない場合は眼病に注意が必要です。
眼に関する病気だけでなく、脳の疾患等が原因の場合もあります。
急激に視力が低下した場合は特に注意が必要です。
視野の異常や顕著な眩しさ、ゆがみを感じる、かゆみ、充血、違和感等がある場合は、仮に視力が良好だとしてもまずは眼科に受診することをおすすめします。
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