非球面レンズの種類
非球面レンズには
・外面非球面
・内面非球面
・両面非球面
の三種類があります。
※各非球面レンズを比較した場合
外面非球面レンズ
メリット
◆遠視、近視が強い場合の視界の歪みやチラつき、視野が狭くなるのを緩和する。
◆非球面のなかでは一番安価。
デメリット
◆乱視が強い場合は視界の歪みやチラつきがでて、視野が狭くなる。
◆両面非球面レンズに比べるとレンズが厚くなる。
補足
【一般的な非球面レンズのことを指し、片面非球面や非球面レンズと表記されることが多いです。】
内面非球面レンズ
メリット
◆乱視が強い場合の視界の歪みやチラつき、視野が狭くなるのを緩和する。
◆カーブをつけた場合や度数によっては、一番視野が広くなる場合もある。
デメリット
◆カーブがついていると、レンズが厚くなる場合がある。
◆カーブが付いてないフレームには適さない場合がある。
※下記の左の画像のようにフレームとレンズのカーブが適してない場合、美観が良くないのと、レンズが外れやすくなります。
補足
【HOYA社の「ニュールックスRFシリーズ」はカーブをつけた事による”ゆがみ”を修正する設計になっていて、度数によっては、一般的な両面非球面レンズと同等かそれ以上の性能を発揮することができます。】
※画像はイメージです。
両面非球面レンズ
メリット
◆遠視、近視、乱視が強い場合の視界の歪みやチラつき、視野が狭くなるのを緩和する。
◆全レンズの中で一番薄くできる。
デメリット
◆非球面の中で比較的高価。
◆カーブがついているフレームには適さない場合がある。
補足
【ニコン・エシロール社の「シースタイル」いうレンズは両面非球面でありながら、カーブをつけることができ、レンズにカーブをつけた事による”ゆがみ”を修正する設計になっていて、フレームの形を崩さずにできる最高性能のオーダーメイド設計のレンズです。】
非球面レンズに限らず、メガネレンズは度数やフレーム、メガネ履歴等によって最適な種類と設計を選ぶ必要があります。
藤原メガネではお客様一人ひとりに最適なレンズ選びのサポート致します。
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