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宮澤 良平

SS級認定眼鏡士 更新

本日は先日参加した認定眼鏡士の更新のための講習会について紹介します。

認定眼鏡士の更新

認定眼鏡士は3年ごとに更新が必要になります。

更新のためには基本的に年1回のペースで各地域の眼鏡協会が主催した講習会に参加しなければなりません。

更新講習会の内容

講習会は3科目を合計180分、眼鏡学校の講師の方や著名な眼鏡技術者の方を招いて行われます。

毎年異なる各県共通の内容の講習を行い、地域によっては実技も含む様々な内容を学習します。

今年度の神奈川支部の講習会総括

◆1時間目

近年の多様性に富んだお客様の主訴を丁寧に聞きだし、それに対応した眼の機能や特徴を加味したデータ分析の方法や、眼位に異常のあるお客様の対処法をそれぞれのケースごとに取り上げたりなど、屈折測定の流れを基礎から応用までを学習しました。

◆2時間目

眼科にある様々な最新の機器について学習しました。

近年は特に進歩が進み、最新機器では監視カメラや、天体望遠鏡の高いレベルでの画像補正技術を応用した、眼の中の網膜等を細胞レベルで観察できる機器などが開発されています。

お客様が眼科で検査した画像データをメガネ店に持ち込んで相談に来るケースもあるそうなので、メガネ店も更なる勉強が必要です。

◆3時間目

メガネを一人一人のお顔に合わせる「フィッティング」の新たな流れとして、専用の機器でお客様を撮影し、パソコンで各データを解析し眼鏡製作のための各数値を求める「ビデオ計測システム」について学習しました。

また、「フィッティング」を適切にしない事による、「光学的」、「力学的」、「美容的」、「生理的」な影響の大きさなどを学習しました。

眼鏡業界は最新の技術や知識が必要な業界です。

私が知るだけでも、どんどん業界の常識が変化してきています。

眼鏡技術者は更新の為だけでなく、日々の研究と学習が必須です。

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