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宮澤 良平

視機能検査の実地法(その3:応用編)①

2017年度の神奈川支部の講習会概要

◆1時間目 視機能検査の実地法(その3:応用編)

◆2時間目 眼科学「点眼薬」

◆3時間目 ハイカーブ眼鏡への対応

サングラスを始めとしたスポーティーなデザイン等のハイカーブ眼鏡はきちんとした知識や技術が無ければならない商品だという事を学びました。

本日は先日受講した認定眼鏡士の講習会の

1時間目

視機能検査の実地法(その3:応用編)

第4章パソコン作業者への視機能問題と対処

について紹介します。

受講した内容をできるだけかみ砕いて紹介しますが、やや専門的で分かりづらいかもしれません。

できるだけかみ砕いて紹介しますので内容が少し異なってくると思います。

長くなってしまったので複数回に分けて紹介します。

2017年度の神奈川支部の講習会

 視機能検査の実地法(その3:応用編)

パソコン作業者への視機能問題と対処

目次

Ⅰ長時間のパソコン作業の症状

Ⅱ症状の原因

Ⅲパソコン作業者への検査手順

Ⅳパソコン作業者のレンズ選び

Ⅴパソコン作業環境の問題

※内容は個人的に噛み砕いてるので実際の講義の内容と若干異なっています。

Ⅰ長時間のパソコン作業の症状

長時間のパソコン作業は様々な症状が発生します。

・頭痛

・近方がぼける

・ピントが合いづらい

・ものがダブって見える

・目が疲れる

・光が滲む

・ドライアイ

・目が痛む

・充血

・首、肩、背中の痛み、凝り

等多数が挙げられます。

Ⅱ症状の原因

これら問題点の原因は大きく3つに分ける事ができます。

・整形外科的な症状

・精神的な症状

・視機能問題による症状

なかでも視覚障害による原因のケースが多数を占めているそうです。

 ・整形外科的な原因

頭痛や首、肩、背中の痛み、凝り等はパソコン作業中の姿勢や環境で解消されるケースがあるそうです。

例えば画面の位置を視線より少し下にすると首や肩などに痛みが緩和されるそうです。

 ・精神的な原因

主に作業の〆切や職場環境によるストレスで過剰に集中し、まばたきが減ることでドライアイや充血、眼の疲れ等の症状を引き起こすようです。

 ・視機能問題による原因

多くの場合が適切なメガネを使用してないことが原因になります。

適切なメガネを作る為には、他のメガネ以上のメガネ店の知識と技術が必要になります。

整形外科的な原因と精神的な原因に関してはメガネ店ではアドバイス程度のことしかできませんので、専門の医療機関での受診が必要になります。

しかしパソコン作業者の多くの問題点は適切なメガネで解消されます。

次回はⅢパソコン作業者への検査手順を紹介します。

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