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宮澤 良平

講習会 VR ②VR、AR、MR ③ウェアラブル端末

本日は先日受講した認定眼鏡士の更新のための講習会について紹介します。

2018年度の神奈川支部の講習会概要

◆1時間目(120分) VRの時代に於ける眼鏡技術者の立ち位置

◆2時間目(60分) 近視

※受講した専門的で複雑な内容をできるだけかみ砕いて紹介するので内容が少し異なってくると思います。

また、簡略化が困難な場合は省略する場合もあります。

VRの時代に於ける眼鏡技術者の立ち位置

1章バーチャルリアルティー(VR)

①VRの定義、歴史

②VR、AR、MRの意味合い

③ウェアラブル端末の特徴

④VR酔い

2章VRと眼鏡

3章VRと両眼視

まとめ

②VR、AR、MRの意味合い

※参考書にも記載がありますが、この分野の名称や定義は、日々進歩しているので必ずしも正解とはいえないかもしれません。

VR

仮想現実もしくは人工現実感

ゴーグル等を装着する事で、仮想の世界を体験できる技術

例としてはジェットコースターの搭乗を体験できたり、観光名所等の風景を体験できる事などが挙げられます。

通常の画像との違いは、立体的に見える事と、頭部を上下左右に振ると、実際にいるかのように風景が変化することです。

AR

拡張現実

実際の風景などに画像や文字等を重ねる技術

例としてはポケモンGOの実際の風景にキャラクターが表示される技術などが挙げられます。

また、カメラでとらえた文字データを画面上で多言語に翻訳する技術などもあります。

VRとの違いは実際の風景などを取り入れているところです。

MR

複合現実

実際の風景などと、バーチャルな空間を複合する技術

例としては手術室などで患部を立体的に様々な角度からに観察できる技術等が挙げられます。

ARとの違いは複合された空間を歩き回れるところです。

イメージ的にはポケモンGOに導入されたならば、キャラクターの位置が固定され、近づくことができ、横から見ると、側面が見え、後ろに回ると後方が見えるような状態だと思います。

③ウェアラブル端末の特徴

ウェアラブル端末とは

広義としては「身につけて使用する端末(機器)」とのことですが、ここでは、メガネ型のウェアラブル端末を指します。

おおまかな分類

・両眼視or単眼

3D画像が必要なVRやMRならば両目で見えるタイプである必要があります。

また、ARならば片目のみに情報を表示させる事で、図面や文字を見ながら実現できます。

・透明or非透明

ARやMR等の場合は透明性が必要である場合がありますが、周りが明るいと見えにくいなどの問題もあります。

メガネ型のウェアラブル端末は以上のような分類ができます。

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