その疲れ 眼が原因?④斜視、斜位
本日は眼が原因で疲労を感じるケースの中から気づきにくいケースを紹介します。
眼が原因の疲労は眼が疲れるだけでなく、頭痛、肩こり、倦怠感などの症状もあります。
ケース③斜視、斜位
視力が良好でも、斜視や斜位がある場合はものが2つに見えたり、眼が疲れやすくなったりと様々な問題が発生します。
また、通常の視力検査や屈折測定では発見できない場合もあります。
斜視、斜位とは
・斜視
片方の目が目標と異なる方向を向いてしまう状態です。
・斜位
片方の眼を隠すと、隠してない方の眼が動いてしまう状態です。
斜視とは違い、見た目にはわかりません。
原因
◆眼を動かす筋肉(眼筋)や神経、脳の一部などの異常
◆遠視等でピントが合わず近くを見た時に過度により目になるため
◆片眼の視力不良
◆外部からの衝撃
等
症状
ものが2つに見えたり、遠近感や立体感がなかったり、片目をつぶりたくなったりします。
また、疲れてくるとものが2つや二重にみえることもあります。
斜視も斜位も症状は多種多様にわたります。
基本的に近くを見ている時の方が症状が顕著に出ます。
治療方法
基本的に治療は眼科等の専門機関で行います。
幼児期と大人の場合で異なる部分もありますが、訓練、目薬、手術などで治療するようです。
メガネでの対処法
初めに眼科を受診する事をおすすめしています。
メガネの場合は「プリズム」といってものがずれて見える成分をメガネレンズに取り入れ、ものが二重に見えるのを緩和させたり、疲れにくくします。
通常の屈折測定より、技術と知識が必要になります。
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