メガネで解決できない事
宮澤良平
本日はメガネでは解決できない事について紹介します。
基本的に眼に関することで異常を感じた場合は眼科の受診をおすすめします。
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メガネにできる事
①近視、遠視、乱視、老眼の矯正
度数を測定し、使用環境に合わせた適切なメガネは、近視、遠視、乱視、老眼による見えにくさの解消や疲れやすさの解消などの効果があります。
②斜視、斜位がある場合
プリズム成分の入った適切に調整されたメガネを使用することで、斜視や斜位による見えにくさや疲れやすさ、二重に見えるのを緩和させることができます。
③紫外線対策
紫外線が眼に入ると、白内障などの眼病の原因になったり、しわやしみの原因になったりします。
紫外線カット機能のあるメガネを掛けることで紫外線を軽減することができます。
④青色光(ブルーライト)対策
スマホやパソコンの画面だけでなく、LEDライトや太陽などから発生している「青色光(ブルーライト)」は可視光線(目に見える光)のなかで一番多く眼にダメージやストレスを与えます。
ブルーライトカット機能の付いたメガネを使用することで眼に入る青色光を軽減することができます。
⑤ほこり、花粉、ウイルス対策
眼に異物が入るとアレルギー症状やウイルス感染のリスクがあるだけでなく、眼をこすり角膜を傷つけてしまうリスクや、こすった手から感染症に罹るリスクもあります。
花粉は、花粉用メガネではない通常のメガネでも、メガネなしの状態と比べて70%程度の花粉をカットできます。
また、インドで発表された研究結果では、メガネを掛けている人は新型コロナの感染リスクが2~3倍低下するそうです。
⑥眩しさ対策
眩しさは感じるだけでも眼に対するダメージやストレスが発生します。
また、車やバイクなどの運転中には危険が伴う事もあります。
眩しさが原因で見えにくい場合もあるので、使用環境に適した適度な濃さのレンズカラーのメガネがおすすめです。
メガネではできない事
①近視、遠視、乱視、老眼以外が原因による視力の低下
眼病等が原因による視力の低下や見えにくさはメガネでは解決できません。
メガネで視力が向上したとしても眼病等の可能性があるので、定期的な眼科の受診をおすすめします。
②近視、遠視、乱視、老眼、斜視、斜位の治療
見えにくさや疲れやすさ、二重に見えるのを緩和させることはできる可能性がありますが、治療はメガネ店では行えません。
眼科の受診が必要です。
③花粉症の治療
メガネで花粉が眼に入ることは軽減できますが、根本的な治療は行えません。
症状がある場合は医療機関の受診をおすすめします。
④眼病による眩しさ
眼病が原因による眩しさはサングラスをかけることで緩和させることはできますが、治療はできません。
顕著な眩しさを感じる場合は眼科の受診をおすすめします。
まとめ
眼に関する様々な問題はメガネで全て解決することはできません。
初めてメガネを作成する場合や適切な度数でも視力が向上しない場合、視野に異常を感じる場合、眼の充血や周囲の外傷がある場合、顕著な眩しさを感じる場合、眼球の動きの違和感がある場合、長期間眼科を受診していないまたは、眼科を受診したことがない等の場合は眼科の受診をおすすめします。
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