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宮澤良平

メガネのあまり知られてない事 フィッティングの重要性

本日は認定眼鏡士の実技試験にもなっている「フィッティング」について紹介します。

「フィッティング」は対面でしかできない作業の一つであり、認定眼鏡士の通信販売が禁止されている理由の一つでもあります。




フィッティングとは

メガネフレームは製造時は未完成の状態です。

一人ひとり異なる顔である装用者に合わせて調整(フィッティング)することで初めて完成します。

具体的な作業としては、フレームの開き具合の調整、鼻や耳の上部の接触部分の調整、レンズの距離と角度の調整等が挙げられます。





フィッティングの大切さ

見え方

屈折検査で最適な度数を決定し、高価格のレンズで作成したとしても、フィッティングが適切でないとメガネを快適に使用できない場合があります。

例えば、レンズの距離が眼から離れすぎていると、度数が正確でなくなるだけでなく、視野が狭くなります。

また、レンズの角度が適切でないと近くの文字などがみえにくくなったりします。

「フィッティング」の出来は見え方に影響します。


かけ心地

耳の後ろの曲げ具合や、鼻パッドの調整が適切でないとずり落ちたり、接触した部分が赤くなったり、へこんでしまったり、様々な問題が発生します。

場合によっては、耳の後ろが摩擦でただれたようになってしまうこともあるので、夏場の汗の書きやすい季節などは注意が必要です。


フィッティングができないフレーム

一部の雑貨品として販売されているメガネフレームや、傷んでしまったメガネフレームは強度や機構等によってフィッティングができない場合があります。

また、フィッティングには専用工具や専用機器が必要なので、ご自分ではなさらないでください。


日々使用しているメガネは気が付かないうちに少しづつ歪んできます。

定期的なメンテナンスをおすすめします。







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