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宮澤良平

遠近両用レンズ 見え方のタイプ 最大89種

遠近両用レンズには同じ名前のレンズ商品でも様々な見え方のタイプがあります。

本日はそのタイプの違いについて紹介します。

レンズ商品によってタイプ数は異なりますが、HOYA社の最高位モデルの累進レンズ「HOYALUX極」は遠近両用レンズの見え方のタイプが全89種あります。



見え方のデザインタイプ

大きく分けると「遠く重視タイプ」と「中間から近く重視タイプ」の2つにわかれます。

遠く重視タイプは車の運転やレジャー、スポーツなどに適していて、中間から近く重視タイプは室内作業や家事、テレビの視聴などに適しています。

遠く重視タイプはさらに複数のタイプに分かれているレンズ商品もあります。


見え方のタイプは遠近両用レンズの使用歴、使用環境、ライフスタイル、度数、フレーム形状、テストフレームの使用感などから総合的に判断して決定する必要があります。

HOYALUX極では専用のセレクターシステムで最適なタイプを選定します。


累進帯の長さ

累進帯とは遠近両用レンズの度数が段階的に変化している部分です。

正面を見た時のレンズを通る視線の位置から下方に向かって設計されています。

累進帯の長さはレンズ商品によって異なりますがおよそ9mmから22mm程度まであります。


累進帯の長さによる違い

長い累進帯

累進帯が長くなると、ぼやけて見える部分が減り、慣れやすくなり、遠くが見えやすくなります。

個人差はありますが、初めて使用する場合や、ぼやけが気になる場合、遠くの見え方が優先の場合、バランスよく見たい場合、フレームの上下幅が大きい場合などに有効です。


短い累進帯

累進帯が短くなると、ぼやけて見える部分は増えますが、近くにピントが合いやすくなります。

個人差はありますが、遠近両用レンズに慣れている場合や、中間から手元の見え方が優先の場合、フレームの上下幅が小さい場合などに有効です。


累進帯長は遠近両用レンズの使用歴、使用環境、ライフスタイル、度数、フレーム形状、テストフレームの使用感などから総合的に判断して決定する必要があります。




遠近両用メガネを快適に使用するために

遠近両用メガネは様々な条件がクリアされなければ快適に使用できない場合があります。

◆遠くを見る為の度数 ◆手元見る為の度数 ◆左右の度数のバランス ◆フレームの形状、調製(フィッティング) ◆眼位の補正であるプリズム補正 ◆レンズ設計のグレード ◆レンズをフレームに入れる時の加工

が適切な事に加えて眼や生活等に適した見え方のタイプ選びも重要です。

ご自身でレンズのタイプ等を選択するのは難しいと思うので当店では様々な事を考慮し、お客様のレンズ選びをサポートいたします。

是非当店の遠近両用メガネをお試しください。



#遠近両用レンズ


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