メガネフレーム 選び方編
- 宮澤 良平
- 2015年11月13日
- 読了時間: 3分
どのようなフレームが自分の顔に適しているのか、なかなかご自分では分からない方も多いと思います。
まずは一般的なフレーム選びのコツをお教えします。
フレーム選びの基準は大きく分けて「フレームの大きさ」「レンズの形・曲線」「重さ」の3つがあります。
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◆フレームの大きさ
フレームの横幅
フレームの横幅は顔の1番広い横幅と同じ位が適しています。
また、調整することもできますが、メガネと目じりの隙間に指が一本入るくらい、そして、こめかみのあたりと眼鏡の間に名刺一枚ほどの隙間が空いている事が理想とされています。

フレームの縦幅
メガネを掛けた状態で、眼鏡が顔の下に2つ入るくらいの大きさが理想とされています。
※注意
サングラスやサングラス風にお掛けになる場合や、大きいフレームがお好み場合、度が強いのでレンズを薄く、軽くしたいためにサイズを小さくする場合は、この条件に当てはめる必要はありません。

◆レンズの形・曲線
形
一般的にレンズの形は顔の形と逆の形をお選びになると良いとされています。丸顔の人は四角いフレーム、角ばった顔の人は丸いフレームといったようにすることで顔の形の特徴を緩和することができます。
また、大きめのフレームは顔を小さく、小さめのフレームは顔を大きく見せる効果があります。
曲線
レンズの上の曲線は眉毛や前髪の生え際の形、下の曲線は顎の横のカーブや下唇の形に合わせるとバランスが良く、適しているとされています。
顔の各曲線と一番近いレンズの曲線部分を合わせる事で顔になじみやすくなります。
※注意
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顔と逆の形のレンズのフレームを選ぶことは、顔の形の個性をなくすことにも繋がっているので、必ずしも採用する必要はありません。
丸顔の人が丸いフレーム、角ばった顔の人が四角いフレームを掛けたとしても、自分が気に入っていることが一番大切です。
また、すべての曲線を意識して選ぶのは難しいので、最終的に悩んだ時に意識するくらいが良いと思います。
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重さ
基本的には、軽いフレームが最適です。
しかし、度が強くレンズが厚く、重くなる場合は、重心が前にかかり、ずり落ちやすくなります。
この場合は横のつるの部分がしっかりしたものにすると、バランスがとれ、メガネがずり落ちるのを緩和する事ができます。
※注意
ナイロン糸で固定するナイロールタイプやネジやピンで固定するフチなしタイプはフレームは軽くできていますが、レンズに厚みが無いと、ナイロン糸をはめる溝が掘れなかったり、ネジやピンを開ける際に割れてしまったりするので、レンズが重くなってしまう場合もあります。

まとめ
理論的には顔に適したフレームを探す事は簡単です。条件に一番近い形のフレームを探せば良いだけです。
しかし実際はそのフレームが好きであるかというほうが何倍も大切です。
メガネ屋でフレームを選ぶ際にフレームの
質感、色、軽さ、デザイン、ブランド、最初の掛け心地、直感などの様々な要素でフレームを好きになると思います。
藤原メガネでは一般論的なアドバイスに加えて、フレームの良さをお客様にお伝えすることで、
お客様にフレームを好きになってもらえるよう、サポート致します。