眼の病気 加齢性黄斑変性編
- 宮澤 良平
- 2016年2月14日
- 読了時間: 3分
本日は欧米で失明の原因の第1位である「加齢性黄斑変性」について紹介します。

日本では第4位だそうです。
失明といっても完全に見えなくなるものだけでなく、「社会的失明」というメガネをかけても視力が0.1以下もカウントしているそうです。
黄斑とは
眼は角膜や水晶体が光を屈折させて、網膜に焦点を結ぶことで、脳が認識し、ものを視るという状態にしています。「黄斑」とは網膜の中心に存在し、焦点を結ぶことで一番視力がでる大切な部分です。
原因
StartFragment年齢を重ねると、網膜の下層にある網膜色素上皮のさらに下層の部分に老廃物が蓄積されてきます。
その老廃物が様々な悪い効果を及ぼし、加齢性黄斑変性は発症します。一般的に喫煙や不摂生、紫外線や青色光による眼のストレスなどが原因といわれています。
症状
加齢性黄斑変性の症状は様々なものがあります。単純な視力の低下や、ものが歪んで見えたりします。
また、色が正確に見えなかったり、視野の中心が黒く染まって見えたり、ぼやけて見えたりします。
この症状は、正しいメガネを掛けても、解消されません。
逆に言えば、正しいメガネを掛けていなければ、それが単なる屈折異常(近視、遠視、乱視)なのか、眼の病気なのか判らないという事です。
正しいメガネを掛ける事で症状の発見につながる事もあります。
しかし、まずは定期的な眼科の検診が必要です。

2つのタイプ
加齢黄斑変性には「萎縮型」と「滲出(シンシュツ)型」2つのタイプがあります。
「萎縮型」は網膜の下層にある網膜色素上皮が細胞の老化や老廃物が詰まる事で栄養不足になり、徐々に萎縮していき、視力が低下していきます。「ドライタイプ」とも呼ばれるそうです。
「滲出型」は眼の中の血管が、老廃物が原因で阻害され、異常なやぶれやすい血管が新しく作られ、網膜の働きを阻害することがが原因で発症します。「ウェットタイプ」とも呼ばれるそうです。
異常な血管から漏れた血液などの液体が網膜の下に溜まり、視界の中心部分が黒く染まって見えたり、視力が急に低下したりします。
基本的に「滲出型」の方が進行も早く、重症化することが多いそうです。
治療法
現在のところ「萎縮型」は治療が難しいようです。
しかし、途中から「滲出型」になってしまうこともあるので、定期的な眼科の検診が必須です。
「滲出型」は様々な治療法があるみたいです。
進行予防のためにサプリメントを摂取
患部に異常な血管の成長を抑える成分の注射
レーザー手術で異常な血管を焼き固める方法
異常な血管を除去する手術
光に反応する薬を腕などの血管から投与して、異常な血管にレーザー光で狙い撃ちする手術
など様々な種類があるようですが、これが一番いい治療法!というのは完全にはわかってないようです。
予防法の一つとしては、裏面紫外線カットと青色光カットがされているニコン・エシロールのシークリアブルーライトプレミアムやHOYAのヴィーナスガードコートラピスRUVなどのレンズコーティングも有効です。
まとめ
現在様々なサプリメントが加齢性黄斑変性の予防につながるとして販売されています。
悩んでしまう場合は、まずは眼科に検診に行かれるといいかもしれません。
また、きちんとしたメガネ店では、屈折測定などでなにか医学的な異常を感じたら、必ず眼科を紹介します。
しかし、眼の病気全般に言えることですが、症状が出る前に眼科の検診に行く事が大切です。
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