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宮澤 良平

メガネレンズ 傷が修復できない理由

本日はメガネレンズの傷が修復できない理由を紹介します。

修復できる?

結論から言うと、傷の修復自体は研磨することで可能です。

しかし、研磨の段階で、レンズのコーティングが剥げてしまうのと、度数が変化してしまいます。

メガネレンズのコーティング

一般的なメガネレンズのコーティングは、 WordPress Popular Posts v3.3.4 End WordPress Popular Posts v3.3.4 Jetpack Open Graph Tags StartFragment

  • 反射防止

  • 汚れ防止

  • 傷防止

  • 静電気防止

  • UVカット

  • 青色光カット

  • くもりどめEndFragment

など様々な種類のコーティングが何層にも重なっています。

それらのコーティングが剥げてしまうと、レンズ内側が反射してまぶしかったり、傷や汚れがつきやすくなったり、様々なデメリットが生じます。

これらのコーティングは技術的には再加工はできますが、製造ラインとは別に、新たな機械を導入するところからしなくてはいけないので、コスト的にどこのメーカーも行っていません。

削ると度数が変わる?

プラスチックレンズは、大きめの型に液体状にして流し込んだ後、いくつかの工程を経て、最終的に機械で計算して研磨することで、指定された度数に加工されています。

傷の深さが浅ければ、度数は変わらないかもしれませんが、基本的には厚みや曲線が変わる事で、見え方は変わってしまい、レンズが眼に良くない状態になってしまいます。

メガネレンズの傷

メガネレンズは傷が付いてしまうと、単に傷が視界に入って気になるだけでなく、光が乱反射してしまい、眼に良い状態とはいえません。

できるだけ、メガネを丁寧に扱うのと、傷付きにくいコーティングをお選び下さい。

基本的に乾拭きすると表面の砂埃などでレンズが傷つけられてしまうので、水道水等で流してから、レンズ拭きでやさしく吹き上げて下さい。

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