メガネレンズの交換時期 度数の変化編
本日はメガネレンズの度数の変化による交換時期について紹介します。
一般的な度数の変化
メガネレンズの度数による交換の適正な時期は2年半と言われています。
これはあくまでも、平均的な数字で、人によっては1年半だったり、5年だったり、時期にバラつきはあります。
また、一般的な視力検査で視力がでていても、適切な度数かどうかはわかりません。
年齢による度数の変化
45歳以上で、老眼が進み始めると、手元を見るための度数は2年半前後で変化する場合がほとんどです。
また、近視や遠視が増えるのでなく、減る場合もあります。
その場合、メガネの度数が眼に対して強くなってしまうので、眼によくない状態になってしまいます。
場合によっては近視の方が遠視、遠視の方が近視に変化する場合もあります。
その他の度数の変化
お歳を重ねるとほとんどの人が掛かる眼病である「白内障」はメガネの度数の変化が大きくなる場合があります。
また、一般的な白内障の手術は水晶体の混濁を除去し、人工水晶体【IOL】を水晶体の中に挿入します。
その手術の場合は術後に度数が大きく変化します。
また、通常のIOL挿入後は遠くと手元のピント調節機能がなくなってしまうので、遠近両用メガネか、遠くと手元用のメガネが必要になります。
メガネレンズはきちんとした正規品の場合、フレームより高価になる場合もあります。
そう簡単に何度も交換したくない方もいると思います。
しかし、メガネレンズの度数を適切にする事はとても大切です。
2年半を日数に置き換えると912.5日になります。
仮にレンズが3万円だとしたら「30,000円÷912.5日=32.87」で一日当たり約33円です。
眼は毎日使い、メガネも毎日使うものです。
度数の変化は少しづつ変化してくるので気づかない事が多いです。
最低でも2年に一度、フレームの点検も兼ねたら、1年に一度は確認にご来店ください。