眼科処方箋でのメガネの購入②
本日は眼科処方箋でのメガネの購入のレンズ設計選びを紹介します。
処方箋でのメガネの購入の流れ
1 眼科で度数の測定
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2 メガネ店で処方箋を見せる
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3 フレームとレンズ設計を選ぶ
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4 レンズを入れる前のフレーム調整
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5 アイポイント(視線とレンズの交錯点)を測定する
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7 レンズを入れた後の最終調整(特注レンズの場合5日程度かかります)
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8 掛け心地、見え心地の確認
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9 眼科でメガネが処方箋どおりか確認
レンズ設計選び
レンズの設計は単焦点(遠用、近用)レンズだけでも様々な種類があります。
眼科処方箋の場合でも適切なレンズの設計を選ぶ必要があります。
レンズ設計は近視、遠視、乱視の強弱やメガネの使用履歴、ご希望の見栄え等を考慮して選ばなければなりません。
単焦点レンズ
乱視のみが強い方⇒内面非球面設計がおすすめ
近視か遠視のみが強い方⇒外面非球面設計がおすすめ
近視か遠視、乱視の両方が強い方⇒両面非球面設計がおすすめ
最大限薄くしたい⇒両面非球面設計がおすすめ
遠近両用レンズ
老眼が進行している方⇒両面複合設計がおすすめ
遠近両用メガネに慣れ難い方⇒中間重視設計がおすすめ
車の運転が多い⇒遠方重視設計がお勧め
室内での生活が多い⇒室内空間快適設計がおすすめ
以上の他にも、ご予算、メーカーの好み、薄さ等様々な要素とその組み合わせから適切なレンズ設計をお勧めする必要があります。
その作業を怠ると度数は合っていても快適ではないメガネになってしまう事があります。
次回はフレーム選びについて紹介します。