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宮澤 良平

テーマ:「メガネレンズの慣れ」Ⅳ

本日は「レンズの慣れ」について紹介します。

レンズに慣れるのには様々な要因で個人差がでます。

慣れに影響する要因

Ⅰレンズ設計の変更

 ゆがみやゆれの変化

Ⅱ度数の変更

 度数の変化、左右のバランス、レンズの中心の位置等 度数の変化

Ⅲフィッティング

 適切に行わない事での度数、視野の変化

Ⅳフレーム形状の変更

 レンズの大きさによる視野の変化、視線に入るフチの変化

Ⅳフレーム形状の変更

フレームの大きさ

★大きいものから小さいものへ

フレームが小さくなると今までレンズを通してみてきた位置がレンズを通してみる事ができず、慣れにくい場合があります。

測定の時のテストレンズは小さいものが多いのでテストフレームで体験して頂くと、想像がしやすいと思います。

★小さいものから大きいものへ

フレームを大きくすると、基本的に重さが増します。

前回取り上げたフィッティングを適切に行っていたとしても、重さが気になり、慣れにくい場合があります。

これはフィッティングや鼻パッドの交換等である程度緩和できます。

また、グレードの低いレンズの場合、レンズの周辺部の歪みが気になる場合もあります。

フレームのタイプ

★フチのあるタイプからフチのないタイプ

フチのない部分のレンズの反射等が気になる場合があります。

その場合はレンズを通常の光沢のない加工にする事で緩和できます。

★フチのないタイプからフチのあるタイプ

今まで視界にフチが入っていなかったので、フチが気になる場合もあります。

その場合、度数が変わって見え心地に影響しない範囲で、眼にレンズを近づけると緩和される場合もあります。

全てフチがあるタイプ(フルリム)

全てフチが無いタイプ(フチナシ)

一部フチが無いタイプ(ナイロール)

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