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宮澤良平

度数の強弱の分類

本日は近視、遠視、乱視の度数の強弱の分類と強弱の原因を紹介します。

度数の強弱の分類は医学的な目安になると思います。

分類の数値は様々な書籍や眼科さんのホームページ等で若干差異があるのであくまでも目安と考えて下さい。



度数の分類(目安)


近視

S-3.00D未満・・・・・・・弱度

S-3.00DからS-6.00D未満・・中度

S-6.00DからS-10.00D未満・・強度

S-10.00D以上・・・・・・・最強度


遠視

S+3.00D満・・・・・・・弱度

S+3.00D~S+6.00D未満・・中度

S+6.00D~S+10.00未満・・強度

S+10.00以上・・・・・・・最強度


乱視

S±1.25D未満・・・・・・・軽度

S±1.25D~S±2.00D未満・・中度

S±2.25~S±3.00D未満・・強度

S±3.00D以上・・・・・・・最強度




近視、遠視の度数の強弱の原因


近視と遠視は角膜と水晶体の光を屈折する力(屈折力)と角膜から網膜までの距離(眼軸)の関係が適切でない状態の事を指します。

近視の場合、眼から近い距離にピントが合うので視力は低下し、遠視の場合は調節しないとピントが合わないので眼が疲れやすくなります。



正視眼に対して、屈折力が大きいと近視になり、小さいと遠視になります。

また正視眼に対して眼軸が長ければ近視に、短ければ遠視になります。

程度としては眼軸が1mm長くなると近視が-3.00D進むと言われています。

近視は多くの場合で眼軸が長いことが原因でなると言われています。



乱視の度数の強弱の原因


乱視は方向によって屈折力が異なる状態の事を指します。

その屈折力の差が乱視の数値になります。

例えば下記の図のように縦方向は正視眼で横方向に遠視がある状態などを指します。


乱視の原因は角膜や水晶体のゆがみが原因で起こり、主に角膜のゆがみが原因で強い乱視になると言われています。

外部からの衝撃で角膜の形状に変化が有ったり、眼病が原因で強い乱視になる場合もあります。

また、角膜の眼病等による不規則な乱視(不正乱視)の場合はメガネでは補正できません。

ある程度の乱視はほとんどの眼にあり、まったく乱視がない方が少ないです。




まとめ

近視、遠視、乱視は急激な度数の変化がある場合や、一定以上の強さがある場合は眼病が原因の場合や、眼病になりやすい場合があるので、定期的な眼科の受診をおすすめします。

また、近視、遠視、乱視だけが原因による視力の低下はメガネで視力が向上し、快適に生活できる場合がほとんどです。


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