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宮澤良平

曲がったメガネの注意点 見え方への影響

メガネフレームが曲がっていたり、フレーム調整(フィッティング)が適切でない場合は、鼻や耳などの接地部分が痛くなったり、ずり下がってきたり、見た目が悪かったりするだけでなく、見え方にも影響があります。

メガネフレームは製造時には顔に合わせていない未完成の状態なので、フィッティングをして初めて完成品になります。

曲がったフレームの見え方への影響

レンズの眼に対する角度と距離の変化

フレームの変形でメガネレンズは眼に対しての角度と距離が変化すると眼に対する度数も変化します。

例えば、遠視や老眼用のメガネの場合は眼からレンズが離れると度数が強く感じ、近視用の場合は弱く感じたりします。

単純に強弱だけではなく、角度や距離の変化で乱視と同じように歪んで見える場合があるので注意が必要です。

曲がったメガネを使用し続けると、眼が疲れやすくなるだけでなく、肩こり、頭痛、視力低下、睡眠障害、うつ症状等の原因にもなります。

メガネはきちんとかけた状態かつ、適切な度数でないと快適に使用できません。


レンズの中心と視線のずれ

フレームの変形によりメガネレンズの「光学中心」という一番快適に見える部分が視線とずれてしまった場合は、視界に歪みを感じる場合やモノの見える位置がずれてしまい、それを修正するために眼が疲れやすくなるだけでなく、肩こり、頭痛、視力低下、睡眠障害、うつ症状等の原因になります。

また、遠近両用メガネなどの場合は、フレームがずり下がってしまうと手元の文字などが見えにくくなります。





まとめ

メガネを快適に使用するためにはレンズの度数や設計も大切ですが、顔に合わせたフレームのフィッティングも重要です。

毎日掛け外しをするフレームは少しずつ変形する場合があります。

定期的にメガネ店でメンテナンスをすることをお勧めします。




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