以外と知らない? レンズの種類 その2
本日は意外と知られていないレンズの種類を特徴を踏まえて紹介します。
◆遠近両用レンズ(バランス型レンズ)
概要
遠くから近くまでの全ての距離に焦点が合うレンズです。
使用目的
生活、仕事全般
購入のタイミング
メガネを掛けて文字が見えにくい等
メリット
掛け替える手間が無く、デスクワーク用、運転用、バランス型など種類が豊富
デメリット
慣れるのに時間がかかる場合や、階段などが歩きづらい場合がある
手元やパソコンの視野が狭い場合がある。
デメリット解消法
慣れない原因としては
①老眼の進行が進んでから初めて掛けた
②度数が適切ではない
③フレームの調整が適切ではない
④レンズのグレード、種類が適切ではない
等が挙げられます。
解消法としてはなるべく早めに度数、フレーム調製、レンズのグレード、種類の全てが適切な遠近両用レンズを掛ける事です。
適切な遠近両用レンズで手元やパソコンが見えにくい場合は老眼鏡もしくは中近両用レンズのメガネに掛け変える必要があります。
◆中近両用レンズ(中間重視レンズ)
概要
中間から近くまでの距離に焦点が合うレンズです。
使用目的
パソコン作業等の室内作業全般、会議等
購入のタイミング
パソコン作業や室内作業全般の距離がみにくい等
メリット
室内作業全般の距離が見えやすい。
デメリット
遠くが見えない
デメリット解消法
・遠近両用レンズ等と掛け替えて使用する。
・度数や設計で少し遠くまで見えるようにする。
※少しパソコンの画面や近くは見えにくくなります。
◆近近両用レンズ(近方重視レンズ)
概要
近くの距離に焦点が合うレンズです。
使用目的
パソコン作業等のデスクワーク
購入のタイミング
パソコン作業やデスクワークの距離がみにくい等
メリット
デスクワークの距離がとても見えやすい。
デメリット
中間から遠くが見えない
デメリット解消法
・遠近両用レンズ等と掛け替えて使用する。
遠近両用レンズも中近両用レンズも実際に掛けて見なければ使用感は実感できません。当店ではテストレンズで実際に体験頂き、様々な度数の加減や設計を吟味してからご購入いただけます。
次回は番外編として近近両用レンズとバイフォーカルレンズとサポートレンズを紹介します。