疲れるメガネ
本日は疲れるメガネの原因を紹介します。
様々な原因が考えられますが、疲れることの原因がメガネだとしたら、ほとんどメガネ店で解決できます。
疲れる原因
◆度数
①近視、遠視、乱視の度数
過去のメガネ履歴、ライフスタイル等も考慮する必要があります。
②乱視の軸
乱視は度数とは別に軸があり、全部で36通りあります。
③左右のバランス
眼には手足と同じ「利き目」があり、それも考慮します。
④プリズム
斜視や斜位の場合に視線のずれを緩和します。
メガネの度数は2年半から3年程度で変化します。
年配の方で、白内障の術後の方でも度数は変化します。
個人差はありますが、度数が強くても弱くても、適切な度数でないと疲れやすい場合があります。
◆フレームの調整
①目に対するレンズの距離、角度
距離と角度が適切でない場合は度数がずれているのと同じことになります。
②フレームのゆがみ
左右でレンズの位置が異なると、度数の左右のバランスが崩れます。
③ずり下がっている
レンズは視線の位置に一番よく見える部分を合わせています。
④鼻パッド、先セルのあたり
適切に調節しないと圧力がかかり、痛みや疲れる原因になります。
日々の掛けはずしだけでもメガネフレームは少しづつ変形していきます。
ネジも緩んでいくので定期的なメンテナンスが必要です。
◆その他
①設計のグレード
特に遠近両用の場合はグレードが低いと慣れづらく、疲れやすくなります。
②枠入れ
視線とレンズの良く見える部分を合わした加工をしていない。
③レンズの傷
レンズに傷やコートが痛んでると光が乱反射し疲れの原因になります。
一般的には「度が強いから疲れる」と考えている方が多いと思いますが、単純に度が強い以外にも以上のように様々な原因があります。