今の時期に多いメガネの故障
宮澤良平
本日は9月から10月にかけて多いメガネの故障であるメガネがたたみにくくなる原因と対策を紹介します。
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フレームがたたみにくい原因
フレームがたたみにくくなってしまった原因は、ネジの隙間にたまった汗やほこりなどの汚れが主な原因です。
汗は気化することで隙間に入るので、あまり汗をかかない方でも注意が必要です。
放置していると、ネジが中で錆びてしまい、折れてしまうケースもあります。
ネジが中で折れてしまった場合は、修理が必要になります。
対策
①マメに自分でクリーニング
メガネの洗浄は水洗いが適しています。
水洗いした後は自然乾燥はしないで、ティッシュペーパーやレンズ拭きで水気をよくふきとることも重要です。
水洗いで汚れが落ちない場合は、レンズクリーナーや食器用の中性洗剤を使用して洗浄するのおすすめです。
ネジの隙間などの汚れは、分解してからクリーニングするか、超音波洗浄機が必要になります。
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②メガネ店でクリーニング
ネジ等の隙間の汚れは水洗いだけでは落としきることができません。
メガネ店にある超音波洗浄機なら隙間の汚れも洗浄することができます。
場合によっては、部品の劣化具合で部品交換や、ネジを緩めての洗浄や、分解洗浄なども行います。
クリーニングだけでも構いませんのでお気軽にお越しください。
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超音波洗浄機の注意点
セルフサービスや自宅で超音波クリーナーを使用する際には注意が必要です。
機器によりますが、連続で使用するとメガネを痛める原因になります。
1分を目安に様子を見ることをお勧めします。
また、フレームの材質や劣化具合によっては超音波洗浄機の使用が禁止の場合もあります。
宝石類や鼈甲、シープホーン等の動物系素材、木材等の自然素材系、カーボン等は基本的に超音波洗浄機の使用は適していません。
さらに、様々な装飾やネジなどのパーツが洗浄中に取れてしまう場合があります。
傷や破損がある場合は、悪化する可能性もあります。
超音波洗浄をする前にフレームの状態を見極める必要があります。
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