テーマ:「メガネレンズの慣れ」Ⅰ-2
本日は「メガネレンズの慣れ」について紹介します。
レンズに慣れるのには様々な要因で個人差がでます。
慣れに影響する要因
Ⅰレンズ設計の変更
ゆがみやゆれの変化
Ⅱ度数の変更
度数の変化、左右のバランス、レンズの中心の位置等
Ⅲフィッティング
適切に行わない事での度数のずれ
Ⅳフレーム形状の変更
レンズの大きさによる視野の変化、視線に入るフチの変化
Ⅰ-2 レンズ設計の変更 累進レンズ
★累進レンズとは
遠近両用レンズや中近両用レンズなど一つのレンズで段階的に度数が変わり、ピントを複数の距離に合わせる事のできるレンズ。
度数の変化が大きくなればなるほど、視界にゆがみやゆれが生じる。
いわゆる老眼が始まる45歳程度から必要になるレンズ。
累進レンズの設計の変更
高グレードから低グレードに変更
累進レンズはグレードによって、視野の広さや、ピントの合いやすさが異なります。高グレード商品から低グレード商品に変更した場合、視野の狭さやピントの合わせにくさで慣れにくくなります。
同じグレードへの変更
お歳を召してくると、加入度という、手元を見る為の度数が増えてきます。
加入度が増えると、遠くを見る度数との差が大きくなり、どんなレンズでもゆがみやユレが大きくなり、視野は狭くなっていきます。
買い替えに間が空き、加入度が増えると同グレードでも慣れにくい場合がります。
その他の変更
累進レンズはグレードに関わらず、様々なタイプがあります。
・遠くの視野重視タイプ
・バランスタイプ
・中間から手元の視野重視タイプ
・ピントの切り替えが早いタイプ
・ピントの切り替えが穏やかなタイプ
等様々なタイプに分かれ、タイプの組み合わせも様々です。
同じ商品や同じグレードでもメーカーによってタイプが違い使用感が異なります。
遠近両用レンズの適切なグレード選びは様々な要因で決まってきます。
当店では実際にテストレンズで様々なグレードのレンズを体感して頂けます。
また、累進レンズは早く慣れる事も重要ですが、長時間、快適に使える事も大切です。
当店ではお客様一人一人が快適にメガネをお使い頂けるようサポート致します。