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  • 宮澤良平

メガネの修理が出来ないケース

メガネフレームは折れたり、曲がったり、塗装が剥げたりしても基本的に修理が可能ですが、様々なケースで修理が出来なかったり、修理がおすすめできない場合があります。

また、実際に見てみないと修理ができるかどうか判断できないケースもあります。

思い入れがある等で、修理したい場合はご相談ください。



修理が出来ないケース

①レンズの破損

メガネレンズの傷やコート剥げ、ひびわれ、欠け、変質等は基本的に修理が出来ません。

欠けの場合は、程度によっては削ることで目立たなくすることは可能です。


②樹脂部分の破損

弾力性のあるTR-90、ウルテムといった樹脂系の素材を使用したフレームの破損は修理が出来ない場合があります。

また、修理が可能でも修理代金よりも新たに購入した方がお手頃だったり、修理箇所が壊れやすくなる場合もあるのでおすすめできない場合もあります。


③古いフレーム

使用環境によって使用期間は異なりますが、長く使用していて全体的に傷んでいる場合は修理が出来ない場合があります。

破損個所の修理はできても、レンズを入れる加工に耐え切れなかったり、他の部分にが破損してしまう可能性があります。

複数個所の修理も可能ですが、修理のたびに1万円前後の費用と、納期が2週間程度かかる場合がありおすすめできません。


④接着剤や薬剤等の付着したフレーム

接着剤などを使用したり、なんらかの薬剤等により変質したフレームは修理が出来ない場合があります。

特に接着剤はレンズを痛める原因にもなるので使用しないことをおすすめします。


⑤特殊な装飾や塗装

職人による手作業や特殊な技術や素材で施された装飾や塗装等は、完全に同じようには修理できない場合があります。

完全に同じにする場合は、新たに購入するか、部品交換をおすすめします。


⑥複雑な破損

ねじれて破損しているような状態の場合は修理が出来ない場合があります。

新たに購入するか、部品交換で対応いたします。


修理がお勧めできないケース

①複数の破損

古いフレームに限らず、破損個所を修理できても、他にも破損の兆候がある場合修理のたびに1万円前後の費用と、納期が2週間程度かかる場合があり、おすすめできない場合があります。


②パーツ交換

破損の状況によっては、修理するよりもパーツを交換するのがお勧めの場合があります。

しかし、部品の在庫がない場合等は対応できない場合もあります。

フレームによって差がありますが、レンズの入っている部分(フロント)、つる(テンプル)2本でそれぞれフレーム価格の1/2~1/3程度の価格で部品交換が可能な場合があります。

例えば3万円のフレームのフロント部分が破損した場合は、1万~1万5千円で新品のフロントに交換することができる場合があります。

修理代金よりお手頃かつ、綺麗に仕上がる場合もあります。

また、鼻パッドやネジなどの一部パーツは千円前後で交換することも可能です。


まとめ

メガネの修理は状態によって様々な手段があります。

強度のあるフレームの場合はある程度の変形でも、即日無料で修理できる場合もあります。

レンズが外れてしまった場合でも、ネジ等の部品を交換するだけで直る場合もあります。

実際に状態を見てみないとわからないことが多々あるので、是非お持ちください。



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