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宮澤良平

メガネレンズ タイプ選びの重要性

メガネレンズには様々なタイプがあり、快適に使用するためには、装用者の年齢、使用環境、度数、メガネの使用履歴、ご希望等によって適切なタイプを選ぶ必要があります。

メガネレンズのタイプ一覧

・単焦点・・・普段使い用・パソコン用・老眼鏡

・遠近両用・・・普段使い用

・中近両用・・・デスクワーク用・室内作業用・老眼鏡

・近々両用・・・デスクワーク用・老眼鏡

・アシストレンズ・・・普段使い用




レンズタイプ別の特徴

単焦点レンズ

・遠用(普段使い用)、パソコン専門、老眼鏡等

単焦点レンズは、普段使い用やパソコン用、老眼鏡など、見たい距離と度数を合わせることで様々な選択肢があります。

デメリットは40歳以降の調節力が低下した場合は、普段使い用では本等の距離にピントが合いにくくなることです。

その場合は、複数の単焦点レンズのメガネを掛け変えて使用するか、遠近両用レンズのメガネを使用するなどの方法があります。



遠近両用レンズ

・普段使い用

遠近両用レンズは遠くから近くの距離の度数が満遍なく入っているので複数の距離にピントを合わせることができます。

遠近両用レンズの中にも、遠く重視タイプや中間重視タイプ等があります。

最上位グレードの(HOYALUX 極では、一つの商品で最大で89タイプもあります。



大変便利なレンズですが、レンズの端の歪みやボヤケがあるので、レンズのグレードや老眼が進行してから初めてかける場合は歩きにくかったり等快適に使用できない場合があります。

不便を感じたら、なるべく早く使い始めることをおすすめします。



アシストレンズ

・普段使い用

調節力の低下の程度が少ない場合等で遠くから手元までピントを合わせることのできるレンズです。

若年層の為のレンズですが、遠近両用レンズに慣れにくい方にお勧めする場合もあります。



中近両用レンズ(室内用レンズ)

・パソコン用、家事などの室内作業全般等

中近両用レンズは中間から近くの距離が鮮明に見えるレンズです。

遠近両用レンズと比較して室内作業に必要な中間と近くの距離の視野が広くなります。

中近両用レンズのなかにも、中間の距離重視のタイプと近くの距離重視のタイプがあります。

基本的に遠くははっきり見えないので、外を歩いたり、車の運転等には適していません。



近近両用レンズ(デスクワーク専用レンズ)

・パソコン専門、近方作業用等

近近両用レンズはデスクワーク全般やプラモデル作り等の細かい作業に適しています。

中近両用レンズよりもさらにパソコンの画面や手元の視野は広くなりますが、離れた距離にはピントが合いにくくなるので、部屋の中でも歩いたりするのには適していません。


まとめ

お客様自身で様々なタイプの中から選択するのは難しいと思うので、当店では様々な事をお聞きし考慮した上で、テストレンズで体験していただいてからおすすめします。

また、パソコン作業や車の運転などを長時間する方や、様々な作業をより快適に行いたい方は、使用環境に適した専門のメガネへの掛け替えが必要になる場合もあります。


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